おちゃまるの頭の中

上智大学に通う現役大学生おちゃまるが、「いつもの学びをちょっと楽しく」を目指してためになるようなならないようなくだらないことをつらつら書くブログです。

【田舎VS都会】東京の大学生が考えるそれぞれのメリットデメリット

こんにちは。おちゃまるです!

今日は地方から東京の大学に進学した私が考える、地方に進学する場合と都会に進学する場合、双方のメリットとデメリットをご紹介します。

 

<目次>

 

都会の大学のメリット 

 

公共交通機関が豊富で交通の便が良い

長期休みに旅行に行く際も、新幹線や飛行機を使うのが楽です。

高校まではアルバイトが禁止の方も多かったと思いますが、大学に入るとアルバイトが一般的になります。

それにともない自由に使えるお金も増えるため、ライブの遠征や旅行、さらに地方出身の学生は定期的な帰省など、高校の時に想像していた以上に公共交通機関を使う機会は多いです。

もちろん都会の大学であっても最寄駅などの距離等によっても異なりますが、大学生にとって交通の便の良さは一つのポイントになります。

 

アルバイトの種類が豊富

お店が多い分、求人も多いです。そして、求人の多さは働き方の多様さに直結します。

私自身、地方出身で大学生になってからはお金が必要になった時だけ短期のアルバイトをしていますが、短期バイトの少ない地元に住んでいたらこんな生活スタイルは実現できなかっただろうなと思います。

特にイベント関係の求人、大学生に人気の家庭教師の求人量の多さは都会ならではです。

 

全国から学生が集まっている

長期休みに友達の地元を紹介してもらうと楽しい!(らしい)

私は残念ながら友達がそんなに多くないので友人の地元に遊びに行く機会はありませんが、それでも休み時間に方言談義で盛り上がったり、長期休み明けに時々各地のお土産をもらえたりします。

さらに、正直地方と都会ではある程度の格差があり、それを知ることができるというのもメリットだと思います。

私の在籍校である上智大学の性質もあってか、比較的良い家の子が集まっているように思うのですが、田舎の小金持ちと都会の小金持ちではスケールが違います。

大学に入ってから小中高の思い出や入試の話題になっても、普段過ごす環境が田舎とは違いすぎて「そりゃみんな難関大入れるよな」と思ってしまったこともあります。(それでも私は地元が好きです。)

おそらく都会に出なければこういった「今まで育ってきた外の世界」を肌に感じるチャンスは少ないと思うので、こういう経験も悪くはないかなと思います。

 

大学数が多い

入試の時のメリットとしては志望校の選択肢が増えたり、受験が楽になったりします。

都会の方が大学の密度が高いので、受験の時はホテルに宿泊してしまえば移動距離が少なくてすみます。

入学後もインカレサークルや、他大学との合同イベントが豊富に開催されるのも良い点だと思います。

 

お店が多い

地方に住んでいるとSNSでおしゃれなカフェを見つけても遠くて断念することも少なくないですが、都会だと案外すぐ近くにあることも多く、空きコマで行ってみるといったことも可能です。

大学生らしいスタバでノートパソコン開いて勉強!みたいなことがしやすいと思います。

 

イベントの開催地に近い

ライブや試写会などのイベントは都会で開催されることが多いため、趣味のイベントへの参加が簡単。交通費もかかりません。

また資格取得や就活を考える上でも、都会が会場になることも多く便利です!

 

講義に有名な方が来てくださることが多い

現在はzoomなどのオンライン講義も主流になっているため地方の学校でも同様の講義を受けられるかもしれませんが、講義内に講師として有名な政治家や国際機関の方、企業の社長・副社長が来てくださることが多いです。

オンライン形式の講義にもメリットはありますが、やはりディスカッションなどのアクティブな授業や質問などは対面の方がしやすい面もあると思います。

都会であれば大学の近くに大企業や中枢機関があることも多く、講義を通してこういった普段話す機会の少ない方と交流することができます。

また同じ理由から、インターンシップ科目なども有名企業や大使館などが行き先であることが多いです。

 

都会の大学のデメリット

家賃・物価が高い場合がある

地方と同じ家賃の場合、狭い部屋や古い物件になるかもしれません。

また家賃を抑えようとすると、結局大学から遠い郊外の物件になってしまい、通勤ラッシュの洗礼を受けることになります。

 

誘惑が多い

お店やイベントが多いということは、裏を返せば誘惑が多いとも言えます。

出費がかさみ貯金ができなかったり、勉強が疎かになってしまったりすることも…...。

しかしその分求人も多くあるので、自制心を持って生活するよう心がければメリットにもなります。

 

友達との交流の機会が限られるかも

都心の大学は交通の便が良すぎて、また大学周辺は家賃が高すぎて、他県からでも1時間以上かけて通学してくる学生も少なくありません。

例えば上智大学の場合、静岡県から新幹線で通学する学生や、埼玉県から1時間半かけて通学する知人もいます。

通学に時間がかかると大学の滞在時間は短くなります。

多くの学生が大学周辺に下宿する地方の大学と異なり、気軽に友達の家を行き来したり、最後の授業が終わってから夜遅くまで遊んだりといったことは難しい場合が多いです。

 

 

地方の大学のメリット

 

家賃・物価が安い

都会より低価格で良いお部屋に住めることもあります。

私の地元の同級生の場合、

地元の大学に進学した人→家賃約30,000円、お風呂トイレ別、1K

都会の大学に進学した人→家賃約80,000円、3点ユニットバス、1K、洗濯機置き場外

みたいな感じです。

出費が減り貯金ができれば、長期休みに遠出をしたり、卒業後の資金を用意したりできます。

 

身近に自然がある

アウトドアが好きな人には絶好の環境!

私は自然が大好きなので、東京に来てからの方が遊ぶ場所がなかったです。

今までアウトドアに興味がなかった人も、進学を機に挑戦してみても良いかもしれません。

大学にヨット部やダイビング、探検部などユニークなアウトドア系サークルがあることも多いので、まずはサークルから挑戦してみるのもおすすめです。

 

落ち着いた環境

都会のように頻繁にイベントやお店がない分、勉学に集中して静かな生活を送ることが可能です。

やはり大学生の本業は勉学なので、勉強はしておいて損がありません。集中して課題を終わらせられれば、結果として自由に使える時間が増えることもあります。

さらに地方の大学だと通学時間も短くなる傾向にあり、テスト期間にわからないことがあっても大学の教授や友人に会って質問したり、一緒に勉強したりする時間がとりやすいです。

生活にメリハリがつけやすい環境とも言えます。

 

新しい土地で生活ができる

地元ではない地方の大学に進学した方限定ですが、大学進学というきっかけがなければ訪れることのなかったかもしれない土地に住むことができます。

知らない土地の魅力に気づけるチャンスです!

 

学生むけのお店が多い

大学近くに昔からある、大学生が満足するような低価格・ボリューミーな料理を提供してくれるお店は地方の方が多いかもしれません。

都会より土地がある分学生街が大学周辺に形成されやすく、個人経営の人情で繋がっているようなお店が成り立ちやすいのだと思います。

都会だと大学とオフィス街が近いなどの理由から、あまり大学生向けのお店はありません。

 

一度友達になれば深い付き合いになるかも

地方の大学は大学周辺に下宿している学生が多く、学外でも交流の機会が多いです。

地方国公立出身の方にお話を伺うと、いっぱい鍋を作った時はそのまま鍋を持って友達のうちへ行って遊んだのが非常に思い出に残っているとのことでした。

都心の学校だと交通の便が良すぎて他県から1時間以上かけて通学している学生も多く、気軽に友達のうちに行ったり、夜遅くまで遊んだりするのは難しいことも。

 

地方の大学のデメリット

交通の便が悪い

新幹線の駅や空港まで何回も乗り換えが必要だったり…...。

帰省や旅行の際に不便かもしれません。

また大学自体が駅から離れている場合もあり、その際はメインの移動手段が自転車やバイクになることもあります。

 

友達の輪に入りずらいかも

私の地元の国立大学には、高校の同級生が40人ほど入学しました。

地方の大学は地元から進学してくる学生も多く、入学式の時から高校の同級生同士でグループができてしまっている可能性も…...。

他県からの進学が珍しく輪に入りづらい場合は、地元の話をしたり共通の趣味を見つけたりして相手の興味を引き出しましょう!

 

就活が大変になることも

出身地方や都会の大手など他の地域の企業への就職を希望する場合、面接地への交通費や宿泊費、移動時間が必要になる場合があります。

 

バイトが少ない

都会だと割とポピュラーな家庭教師や採点、イベントスタッフなどのバイトが地方だと少ないこともあります。

一方で、近年はオンライン家庭教師やオンライン採点、ウェブライターなど、パソコンさえあれば在宅でできるバイトも増えてきています。そういったバイトを探してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

追記:一年弱都心の大学に通ってみて

上智大学という東京都心の大学に進学して1年弱がたったということで、率直な感想を記しておきたいと思います。

やはり1番の違いは下宿生の割合だと感じます。

特に今年はコロナ禍ということもあり、せっかく一人暮らしをしても友達がうちへ遊びに来たり、授業後友達と夜遅くまでだべったりということはできませんでした。

一方地元の大学に進学した友人からは、6月くらいにはもう友人とお互いの家に入り浸って遊んでいるといった話を聞きました。

私自身のコミュニケーション不足もあるかと思いますが…...。

 

 

まとめ

都会の大学、地方の大学双方にメリットとデメリットがあります。しかしデメリットも見方を変えれば案外素敵なポイントになることもあります。最終的にはどちらが自分の性格や好みに合っているかで決めることになるとは思いますが、初めからあまり選択肢を絞りすぎることなく、様々な条件を比較しながら最後までじっくり検討することをおすすめします。すてきな町で悔いのない大学生活を送れるよう願っています!

 

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