おちゃまるの頭の中

上智大学に通う現役大学生おちゃまるが、「いつもの学びをちょっと楽しく」を目指してためになるようなならないようなくだらないことをつらつら書くブログです。

【秋から1日3h】夏休み全く勉強しなくても上智に一般合格したよって話

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

今日は自己紹介に変えて、のんびりと回顧録でも書こうと思います。

 

実は私、受験生の夏、一切勉強していませんでした。

本格的に受験勉強始めたのは秋。しかも秋以降もやる気に大きな波があり、平均の勉強時間は3時間くらい…。

しかし、結果的に上智大学に一般合格することができました。

この記事では、私が受験生の時どのような日々を過ごしていたのか、そしてどうして上智に受かったのかについて、話していけたらと思います。

 

<目次>

 

 なぜ夏休みに勉強しなかったのか

えぇ、私もわかっていましたし、散々言われました。「夏は受験の天王山」

しかし、色々あって受験勉強をしていませんでした。

一つ目の理由が、そもそも大学受験をするつもりがなかった

実は、中学の時から海外の大学への進学を考えており、私自身は日本の大学受験をするつもりがありませんでした。父から、海外大を受けるなら日本の大学も成成明学くらいは合格しなさいとの条件が出されていたので、まぁ国内の対策は対してしなくてもいいだろうとたかを括っていたのです。

当時、留学エージェントの通信教育を受けていたため、夏休みは主にその通信教育だけをやっていました。内容は英語によるプレゼンなど英会話中心。全く役に立たない訳ではありませんが、国内のリーディングや文法が中心に出題される英語試験では、あまり活かされない内容だと思います。(もちろん、大学入学後はプレゼンの機会も多くあり、やっていてよかったととても感じます!)

結局、秋ごろになっても新型コロナウイルスの流行が収束する気配はなし。このまま海外の大学に入学しても、日本より高い学費を払ってオンライン授業になってしまう可能性があり、そんな生活で私が本当にしたかったことはできるのかと考え、とりあえず大学は国内に進学することにしました。大きな方向転換だったと思います。

 

もう一つの理由が、夏休みが例年より短かったということです。

私が受験した年は、新型コロナウイルスの流行により、4月、5月が休校になりました。それに伴い夏休みが短縮。私が在籍していた高校は、公立高校ながら配信授業を行うなど、先生方がの努力と迅速な対応があり、それでも夏休みは周辺の高校に比べて長かったです。しかし1ヶ月には遠く及ばず…。留学のための通信授業が約2週間、1日7時間の授業+3時間はかかる予習と復習、慣れないパソコン作業による頭痛に悩まされ、結局通信授業についていくことに必死になり終わってしまいました。

 

なぜ合格できたのか

そんな怠惰な夏休み、秋からも3時間程度の勉強という受験生としては圧倒的に足りていない勉強時間でありながら、なぜ上智大学に一般受験で現役合格ができたのでしょうか。私は主に3つの理由があると思っています。

 

貯金があった

一番大きな理由はこれです。在籍校は比較的進学校と呼ばれている高校でした。超進学校という訳でもなく、ガチガチに勉強だけではなかったのですが、先生方にも恵まれ、日々の小テストや課題をこなすうちに、基礎学力はついていたのだと思います。

また、私自身、家で興味のない科目の自習をすることがとても嫌いでした。そのため、家で勉強しなくて良いよう、どの科目も、最低限のことはすべて授業中に理解するよう、授業には全力で挑んでいました。家での勉強が嫌で行っていたことではありますが、それが基礎学力につながったのだと思います。

 

友達に恵まれていた

高3の時、友達にとても恵まれていたことは私の受験に非常に大きな影響があったと思っています。

同じクラスでよく進路の相談をしたり一緒に過ごしていたりした友達は、それぞれ早稲田大学青山学院大学へ進学しました。そのレベルが私の周囲の「普通」だったため、当時はMARCHくらいはなんだかんだ受かるっしょ!という訳のわからない思い込み、勘違いがありました。

結果、この勘違いか功を奏し(?)合格できたのだと思います。(※みなさんはお分かりだと思いますが、MARCHは一般的に難関大学に分類されます。普通に難しいです)周囲の環境に引っ張ってもらったのでしょう。

 

併願戦略が良かった

正直、併願校の選定にはとても成功したと感じています。もともと国内の大学を受けるつもりがなかったこともあり、受験科目を早いうちに私立型に絞りました。さらに歴史が苦手という文系にとって致命的な弱点があり、すぐに政治経済受験に切り替えました。

政治経済受験は不利と言われることもありますが、私が上智に合格したのはこの決断があったからこそです。

政治経済受験については、この辺りの記事を参考にしてください。

 

ochamaru.hatenablog.com

 

 

併願校を決める際もギリギリまで志望校を絞りすぎず、受けれるところはなるべく受験するつもりでいました。国公立も視野に入れており、共通テスト後に滑り止めとして2校出願しています。先生方が熱心に進路の相談にのって下さったことも大きかったです。

併願校の決め方については、後々記事にできればと考えています。

 

ぶっちゃけ後悔してる?

夏休み受験勉強を放棄した人は、後悔するのか。

結論から言うと半々です。

夏休みの時点でもっと勉強しておけばもっと伸びたかも…とか、第一志望に合格できたかもとか、たられば論を言い始めればキリがないくらい出てきます。

一方、当時の状況を考えるとあれがベストだったのかもしれないと思う自分もいます。高校3年の夏は国内の受験を考えていなかった上、秋から受験勉強を始めた後もストレスで心身ともに支障をきたしており、心療内科にかかりながらギリギリの生活を送っていました。あれ以上勉強をしていたら受験にたどり着く前に自分自身が壊れていたのではないかとも思います。

 

最後に

みなさん、受験勉強は早くから始めた方がいいですよ!でも、夏休みに勉強全然進まなかった…と思っている方も、諦めるのは早いです。ここにどうにかなった奴がいます。さっさと落ち込み終わって、さっさと勉強をしましょう!

確かに、受験はその後の人生に大きく影響します。多分、これ以上頑張ることはもうないのではないかと思うくらい努力すると思いますし、努力のチャンスでもあります。

しかし、精神に支障をきたすほど頑張る必要はないと思います。一度鬱などになってしまうと、回復するためには時間を要します。受験を頑張ることは重要ですが、頑張りすぎず、自分の心に声を傾けながら、メリハリをつけて過ごすことが必要なのではないかと思います。

長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

みなさんが悔いの残らない形で受験を終えられることを、心から祈っています!

 

 

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