おちゃまるの頭の中

上智大学に通う現役大学生おちゃまるが、「いつもの学びをちょっと楽しく」を目指してためになるようなならないようなくだらないことをつらつら書くブログです。

大学生の考える理想の働き方・自由な働き方

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

最近進路について考える時間が多くなりました。

コロナで留学を諦めていることや、所属する大学に海外の大学院への進学プログラムがあることなどから海外の大学院への進学に興味があるものの、それほどまでに研究したいことがあるのかと聞かれるとすぐにはYesと言えない気もしています。

 

勉強は好きです。学部での学びも興味深く、日々楽しく講義に参加しています。

でも、私自身大学院での学びを期待して進学したいのか、それともただ単にこのまま就職するのが嫌、モラトリアムを満喫したいから進学したいのかがわからないでいました。

 

そんなちょうど良いタイミングではてなブログさんで「フリーにはたらく」というテーマのキャンペーンを行っていたため、自分の思考の整理のためにもつらつらと書き連ねてみたいと思います。

 

 

<目次>

 

 

教職課程を取りたがる大学生

入学して間も無く、先生方がおっしゃっていたことの一つに「最近は教職や学芸員課程をとる学生が増えている」ということがあります。

「大学生 やるべきこと」の検索結果の多くには資格の取得が含まれ、「大学生 資格 おすすめ」と検索すれば大量の記事が出てくる。

私自身も、入学してからの一年弱で自動車免許、FP三級を取得し、さらにTOEIC、FP二級、保育士の受験を控えています。

 

なぜ大学生がそんなにも資格を取りたがるのか。

おそらくその根源には「将来の不確実性」と「安定思考」があるように思います。

 

私の周囲の肌感覚ではありますが、就職できるかわからない、就職してもずっと働き続けることは難しいだろうから手に職をつけるという意味で資格を取得する学生が多いように感じられます。

私の在籍する上智大学はそこまで就職率が悪いわけではありません。

それにも関わらずこのような考えが多いことを鑑みると、上智以外の大学でもこの傾向が強いのではないかと予測しています。

 

Work to live? Live to work?

 

「Do you work to live or live to work?」

 

先日英語の授業でこのような問いかけがありました。

このアクティビティ自体はすぐ終わってしまったのですが、問い自体は多くの日本人が一度立ち止まって考えてみる必要があるものだと思います。

 

誰もが最初は生きるための手段の一つとして働き始めるはずです。

しかし同時に、多くの人が途中で労働のための生活になってしまっているような気もします。

仕事に間に合わないから朝食は食べない、仕事帰りに疲れてしまってお風呂にも入らず寝る、仕事に時間を取られて睡眠時間が十分に確保できない…。

そんな方も多いのではないでしょうか?

 

所属コミュニティが家庭と職場しかなくなってしまうため、実は40代50代の孤独死率が高いといったことや、退職後の男性の居場所1位が公園だったなんて話も耳にしたことがあります。

楽しく働けることは理想です。

一方、労働のために他の時間を消費してしまうのはもったいないようにも感じます。

 

 

日本人は自由な働き方が苦手?

残業時間が多いと言われる日本。

つまり、生活に占める労働の割合が多いということです。

このように長い労働時間は、自らの希望で選択した結果なのでしょうか?

それともその選択以外が難しかったのでしょうか?

 

少し本題とはずれてしまいますが、日本人は休むことが苦手なように思います。

コロナ前は多少体調が悪くても出社する方も多かったでしょうし、バブル期には24時間戦えますか?的なキャッチコピーが作られていたような気がします。

 

特に皆勤賞は象徴的な制度だと感じます。

皆勤賞を設けている学校も多いです。

言わずもがな毎日毎日継続して学校に来ることは素晴らしいことです。

そのためには健康管理が必要だったり、寝坊しないようにする自己管理能力が必要だったりと、褒められるに値するものだと思います。

しかし、少なくとも私の周囲には、皆勤賞のために体調が悪くても無理に登校する生徒がいました。

 

皆勤賞自体は問題だとは感じません。

問題なのは、勤勉さを表彰する皆勤賞だけしか存在しないことです。

 

ワークライフバランスや自由な働き方の重要性が見直されている今、勤勉さの重要性を教えると同時に、休むことの重要性を教えることも必要なのではないでしょうか?

 

休み方がわからない。そんな人があまりに多すぎるように感じます。

 

 

フリーランスという働き方と最近の大学生

冒頭で述べたように、最近の大学生は将来への不安や安定を求める傾向が強いように思います。

生まれた頃から経済はずっと停滞している世代。仕方のないことかもしれません。

 

同時にSNS等で容易に他人の生活を覗き見できる時代。

フリーな働き方も周知されるようになったり、同世代の人気YouTuberやインスタグラマーが台頭してきたりと、組織や時間に縛られない働き方に憧れている学生も多いように思います。

 

フリーな働き方に憧れを持ちながらも、安定性を求めて大企業への就職を目指す、いわば「普通の(しかしもう現在では贅沢になってしまった)人生」を選ぶのが現実といったところでしょうか。

 

確かに、YouTuberに代表されるような好きなことで生きていく自由な生き方は必ずしも安定にはつながりません。

しかし誰もがスマホひとつあれば発信の場を作り、自分でお金を稼ぐことが可能な環境にいることも事実です。

だからこそ、在学中からとりあえず何か行動を起こした人とそうでない人の差がより一層大きくなっているのではないかと思います。

 

 

自由な働き方とブログ

フリーランスノマドワーカーのための選択肢としてブログが挙げられることは多いです。

それだけブログは魅力的で可能性に溢れたものだということでしょう。

でも、だからこそ、ブログってただの収入源だけではないんだよということも忘れないようにしたいと思っています。

 

 

実は私はこのブログを始める前に、別のブログを運営して挫折しています。

その原因は「稼げるブログ」をめざしてしまったから。

 

一応ブログを開設する前に、ブログについての基礎知識を得ようとネット上で色々調べました。

出てくるのは稼げるブログの書き方ばかり。

YouTubeや配信同様、ブログも自由な生き方に必要な収入を確保する道具として紹介されていました。

それをまに受けてSEO対策やらなんやら色々やってみたのですが、まぁすぐには結果が出ないですよね。

結局、時間をかけて読まれてるんだか読まれてないんだかもよくわからない文字列を垂れ流す意味はあるのかという思いになりやめてしまいました。

 

このブログが継続できている要因

ではなぜこのブログは続いているのか。

続いているといっても更新頻度は決して高いものではありませんが…。

一言で表すと「つながり」のおかげだと思います。

 

この記事↓で二人の方に読者登録をしていただけました。しかもコメントまで頂いちゃって!

ochamaru.hatenablog.com

 

もうね、それはそれは嬉しかった。

 

今でも忘れられません。

 

なんの知名度もない、たいして記事も書いてない。

いわばただただ道ですれ違った程度の私にわざわざコメントを頂いたわけですよ。

 

細々とではありますが今でもブログを継続できているのは、その時の嬉しさがあるからだと思います。

わざわざSEOとか色々調べて書くのも大切。

でもそんなことしなくて、ただ自分の好きなことを書いただけで読者になってくれた人が二人もいる。

じゃあその二人に向けて、自分自身が楽しんで書けてできれば読者の方にも楽しんでいただけるような記事を書いてみよう。

 

最近は収入源としてブログを書く方が多いように見受けられます。

でもただただ自分が書きたい事を書くのでも全然OKだと思うのです。

だって収入源にしたい人も、結局自分の理想の生き方を実現するためでしょ?

それってつまり好きな事をやりたいってことでは??

 

じゃあ今流行りのSEO対策とかPV伸ばすための工夫とかはそんなにしていないけど、好きなことをかくのもアリだと思います。

そうやって書いた記事に読者登録してくれる方がいて、そこからつながりが生まれたら、人数や規模に関わらずそれってとっても幸せなことではないでしょうか?

 

 

私の理想の生活

大学卒業後の進路は、主に就職か院に進学するかに分かれると思います。

最近就職関連のイベントに参加する機会もあり、自分がはたらく上で優先したいことってなんだろうと考える時間が多くなりました。

そんな時に気づいたことが、理想の働き方を考えるためには、まず理想の生活を考える必要があるということです。

 

はたらくっていわゆる職場での労働だけではないように感じます。

家事や育児、ボランティア活動だって広くはたらくという行為に該当するのではないでしょうか。

そういった意味で、はたらく=生活なのかもしれません。

 

 

私にとっての理想の生活。

それは自然の一部となりながら、生きるための生活をすることです。

 

静岡の田舎で生まれ育ったため、自然は大好き。

家の庭で野菜や果物を育て、釣りに行き、そこで手に入れた食材を時間をかけて調理する。

朝にはうるさいくらいの鳥の声が聞こえ、その日食べれる野菜がすぐに収穫できて、溢れんばかりに咲き誇る庭の花を少し頂いて食卓に生ける。

日光をたくさん浴びながらお散歩して、夜には鹿の鳴き声を聴きながら満点の星空の下で父と語らう。

そんな生活の贅沢さを上京してからしみじみと感じています。

 

確かに不便なこともいっぱいあります。

東京みたいに公共交通機関は発達していないから車は必須。ご近所付き合いだって良いことばかりではありませんし、有名な予備校もありません。

 

でもありがたいことに、インターネットの発達によって乗り越えられる不便も増えてきました。

若く健康な内は、不便を楽しむ余裕を持ちながら自然あふれる贅沢な生活をしたいと考えています。

 

なぜ就職したくないのか

理想の生活を考えることで、なぜ就職したくないのか、その理由も見えてくるような気がします。

 

まずはやはり時間を取られてしまうということでしょう。

一般企業に就職したら、食事のたびに丁寧に調理をしたり、朝から庭の面倒を見たりする余裕を確保するのは難しそうです。

さらに通勤時間を取られるのも痛い。

実は私、高校入学時環境に適応できず、電車に乗ると悲しくもないのに勝手に涙が出てきて止まらない病になっていたこともあり、電車自体があまり得意ではありません。

都会の通勤電車の悲惨さも大学生になってから身にしみています。

 

もう一つは場所の不自由さ。

必ずしもオフィスが一番働きやすいとは限りません。

私の場合はちょっとした音が気になってしまったり、不機嫌な人が同じ空間にいるといてもたってもいられなくなってしまう(伝われ!)タイプなので、どちらかというと一人で作業する方が作業効率が上がります。

自分の作業しやすい空間で、好きな時に好きな飲み物を飲みながら作業したい。

そのような希望を満たそうとすると、一般的なサラリーマンのような働き方はあっていないような気がします。

 

やっぱり安定も重要

私も典型的な最近の大学生の一人。

時間的・空間的に自由な働き方を望みながらも、リスクは取りたくありません。

自由さと安定の二つとも欲張った結果、できる働き方は大きく2つであるという結論に落ち着きました。

①時間的・空間的に自由な職場に就職する

コロナパンデミックの影響もあり、リモートワークを取り入れている会社も増えてきました。

東京一極集中の回避のためにもリモートワークは有効に思えますし、society5.0の推進などからも、今後もこのような働き方を政府も後押ししていくという可能性も少なくはないような気がします。

まだ完全リモートで地方にいながら働けるような企業は多くはありませんが、就職しながら自分の理想の生活ができる企業に勤めることもひとつの選択肢だと感じました。

 

②就職→副業との両立→独立

フリーランスで生活できる基盤を確保してから独立するという手もあります。

せっかくの新卒切符。

まずは副業できる時間を確保できるようなホワイト企業、かつ多少貯金にも回せる程度の給与をいただける会社(わがまま)に就職し、そこで副業が軌道に乗るまで安定的な収入を得るという方法です。

新卒でそのままフリーになるより経済的なリスクを減らせる上、企業での新人研修などを通して、社会人としての最低限のいろはを学べるという点は大きなメリットだと感じます。

 

どれだけ大きな企業に就職しても、生涯の安定は確約し難くなった現代。

転職する人も多く、はなから途中で退職することを前提とした就職も悪い選択肢ではないような気がします。

最悪副業上手くいかなかったらその企業で働き続ければいいしね。

 

 

理想のために今できること

この記事の執筆を通して、私自身の理想の生き方がだいぶクリアになりました。

それに伴い、今やるべきこともはっきりしてきたように思います。

 

①勉学に励むこと

リスクの回避のために手っ取り早いのはやはり技術や知識、あとはそれをわかりやすい形で示せる資格。

結局のところ、安定のためにはこの辺は重要だと思います。

 

理想の生活をしたい。でもそのためにもし失敗した時のセーフティネットを自分で作っておく。

時間がある大学生だからこそできることなのではないかと思います。

 

あと、それを元にかける記事の範囲が広がったりするというおまけもあるし!

ochamaru.hatenablog.com

 

②いろんな生き方を知る

自分の知らないことを選択することはできません。

だから色々な選択肢を知ることは重要だと思います。

 

特に国外に旅に出ると、今まで全く想像できなかったような生き方をしている人に出会うことがあります。

講演会などでも出会えますね。

大学生という時間の確保が容易な今だからこそ、フットワークを軽くして積極的に新しい世界に出逢いに行きたいと思います。

 

コロナ禍ということで旅行は難しいかもしれませんが、書籍などを通して色々な人の人生をのぞかせてもらいたいと考えています。

#フリーにはたらくで色々な人の人生や考えを知ることができるので、まずはいろんな人のブログにお邪魔させてもらおうかな…。

 

 

 

最後に

偉そうに書いてきましたが、私自身も休むことや型から外れることが苦手な人間。

今上手なバランスの取り方の練習をしている最中です。

頑張って「頑張らない」をしてしまうんですよね。

あと書きながら、もしかしたらただの社会不適合者な気もしてきました。

 

 

今までブログで自分の意見や考えを強めに主張する文章はあまり書いてきませんでしたが、ちょうど良い機会だと思い、今回は自分の頭の中を文字に起こしてみました。

こんな奴もいるんだなぁ程度に読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

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