サンタクロースは将来性のある職業なのか
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
そういえばブログ名をこそっと変えました。またそのうち変えるかもですが、よろしくお願いします。
さて、新年度になり早1ヶ月。新年度になると自分の進路や将来について考えることが増えますね。
例にもれず私も、卒業後の進路について思いを馳せる機会が多くありました。
就職か院進か。果たして就職できるのか。できたとしてもブラックな環境では働きたくないし、できればワークライフバランスが取りやすい職場がいい……。
そんな中思いついた理想の職業がサンタクロースです。
サンタクロースの繁忙期といえば12月にかけて。
その期間は労働時間が伸びますが、逆にいえば他の時期は長期休暇なども取りやすそうです。さらに繁忙期であっても、パートナーであるもふもふトナカイと常に行動を共にするため、精神的ストレスは案外少ないかもしれません。
しかし就職する際に気になることの一つに、その職の将来性があります。先細りの職では、苦労して就職したのにすぐ転職ということになりかねないかも……。
そこで今回は、全く季節外れですが、今日はサンタクロースという職業の将来性について考えていきたいと思います。
<目次>
サンタクロースの仕事内容
サンタクロースの仕事内容のメインはプレゼントの配達。多くの一般家庭にはクリスマス当日に配達されますが、公認サンタクロースは児童福祉施設や小児病棟などを対象に、クリスマスより少しはやい時期にプレゼントを配達します。さらにこの公認サンタクロースは、長老サンタクロースの業務補佐も行うという規定になっているようです。
サンタクロースになるには?
意外と知られていないサンタクロースになる方法ですが、実はグリーンランド国際サンタクロース協会が定めています。しかしこの規定が非常に厳しく、サンタクロースになるのは容易なことではありません。
例えば、
・結婚していて子供がいること。
・プレゼントの入った袋を持って50メートル走を行った後、はしごで高さ約3メートル登って直径120cmの煙突に入り、暖炉から這い出る。その後、子どもたちが用意しているクッキー6枚と牛乳を完食して、スタート地点に戻るという制限時間2分の障害物リレーをクリアすること。
・新たに認定を受けた新人サンタは、古株サンタの前で、「ホゥホゥホゥ」というサンタクロース言葉で宣誓文を読み上げ、古株の公認サンタがOKを出すまで続けなければならない。
などがあります。(Wikipedia参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/サンタクロース)
ここまで調べた時点で若干サンタクロースになりたくなくなってきていますが、とりあえず続けます。
サンタクロースのデメリット
ここからはサンタクロースの将来性を考える上で、デメリットになりうる点を考えていきます。
①少子化の進行
日本をはじめとした多くの先進国で、現在もしくは今後少子化が進行すると考えられます。
サンタクロースの活動対象は子供ですので、少子化が進むことによって業務縮小を余儀なくされるかもしれません。
②分業制の拡大
現在、サンタクロースがプレゼントを渡すのではなく、委託先がプレゼントを渡している事例が一定数あるようです。
多くの場合はサンタクロースが最後まで配達するのではなく、民間の運送業者などから両親の手に渡り、両親が子供たちにプレゼントを渡すそう。
住宅のセキュリティ強化や、煙突が一般的ではない地域の存在を考えると、今後もこの分業制の傾向は続くものと考えられます。
しかし逆に考えると、これはサンタクロースという職業の裾野が広がっているということであり、無給の公認サンタクロースよりも良い待遇でサンタクロース事業に携われる可能性があります。
③非常に狭き門であるということ
先ほどあったように、サンタクロース業務の裾野は広がっています。しかし公認サンタクロースを目指すと、厳しい受験資格や難易度の高い試験を突破しなければなりません。
④様々な面での負担
サンタクロースには様々な面での負担が課されることになります。
まず経済面での負担。公認サンタクロースは無給であるため、他に収入を確保しておく必要があります。
次に健康面での負担。公認サンタクロースの受験資格を得るためには、体重が衣装などを含めて120kg以上必要なため、生活習慣病などのリスクがあると考えられます。
サンタクロースのメリット
サンタクロースには様々なデメリットがありましたが、一方で将来性があると言える要素もたくさんあります。
①短期での就業が可能かもしれない
先述のようにサンタクロースは分業制が広がっており、クリスマスの季節だけ本業を続けながらサンタクロースの業務に携わることも可能になるかもしれません。
②なくなることのない業務内容
サンタクロースはクリスマスに欠かせない存在ですが、クリスマスは今や世界規模の大イベントです。一人でも子供が存在し続ける限り、サンタクロースの業務はなくなることもありません。
また、私は幼少期サンタクロースに手紙をだし、返事をもらった経験があるのですが、クリスマスシーズン以外のこういった業務の需要もあります。
さらに、サンタクロースへの就労を通じて培われる様々な技術は将来転職をすることがあっても生かすことができるでしょう。
例えばトナカイの世話や共同作業などの経験を生かし、畜産業界や動物園などへの転職が可能になるかもしれません。
③雇用拡大の可能性
少子化による業務縮小が懸念される一方、雇用が拡大される可能性もあります。
公認サンタクロースは試験が厳しいこともあり、世界に120名ほどしかいません。また、無給であったり、健康面での負担もあることから、今後業務内容や就労環境の改善が図られることも予想されます。
その場合人手不足解消のために新たなサンタクロースを募集したり、試験内容が緩和されることも考えられるのではないでしょうか。
【結論】サンタクロースに将来性はあるのか。
懸念やデメリットも多いサンタクロースではありますが、上記のような理由から、サンタクロースという職業自体が将来的になくなることは少ないと思います。
進路に悩める高校生、大学生の諸君!サンタクロースという選択肢もありますよ!!!
でもまぁ思っていたよりもハードな業務内容だったので、私はサンタクロースになるのはやめておこうかと思います。
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