こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
政治経済での受験ができないと思われがちな上智大学ですが、私は政治経済受験で上智大学に一般合格しています。
上智大学に関わらず、政治経済は勉強のポイントを抑えればグッと点数を伸ばすことのできる科目です。
そこで今回は私の政治経済の勉強方法を、特に一問一答の選び方・使い方に絞ってご紹介します。
<目次>
政経一問一答の選び方
一問一答は参考書の中でも使用期間が長いからこそ、受験終了まで添い遂げられる、納得できる相棒を選びたいですよね。
まずは使い方の前に、政治経済の一問一答の選び方のポイントをご紹介します。
最新版のもの
日本史・世界史と比べて政治経済の特徴は「現在進行形の科目である」ということでしょう。
法律や判例などは日々更新されていきます。
特に早稲田大学などの難関大学は時事問題を出題することがあります。
メルカリや先輩経由で古いものを手に入れるのではなく、最新版の購入をおすすめします。
周辺知識を抑えられるもの
一問一答は使用期間が長いからこそ、なるべく一冊で多くの知識を入れられるものを選ぶと良いです。例えば
・回答だけでなく、問題文中の重要語句も赤シートで隠せるようになっている。
・空きスペースにコラムのような形で+αの知識が掲載されている。
などです。
余白の多いもの
これは後ほど詳しく説明しますが、市販の参考書に「完全に自分に合ったもの」は存在しません。なるべく自分のニーズに近い参考書をカスタムすることが必要です。
自分に必要な知識や自分が理解しやすいまとめ方でまとめ直すことを考えると、びっしりのレイアウトより、多少余白があった方がいいと思います。
また、空間の余白だけでなく文字の太さなどの全体的な余白も長時間勉強する際の疲れ具合に関わってくるので要チェックです。
図や表を使ったまとめコーナーがあるもの
必ずしも文章を通しての理解が最適ではないものもあります。
例えば過去に違憲審査が実施されたものなどは、
・裁判名
・日にち
・対象となった憲法の内容
・結果
などが一覧で確認できる表があった方が理解が容易になるでしょう。
すべて文章で暗記するよりも、適所でよりわかりやすいまとめ方がされているかどうかは一問一答を選ぶ際のポイントになります。
過去問が豊富なもの
一問一答の最後の方に過去問がまとまっていたり、一問一答の問題自体が過去の大学入試で使用されたものだったりする本もあります。
受験勉強をしていると、勉強しているのに思うように結果が出ずに焦る時が必ずあると思います。そんな時に過去問が混ざっている一問一答を使用していると「これを使ってて本当に大丈夫かな?」という疑問を抱く回数が少なくなると思います。
特に難関大学や志望校の過去問が掲載されているものだと、解けるようになった時に自信やモチベーションにつながりやすいだけでなく、過去問演習のフェーズへの移行がスムーズになります。
問題のレベル・出題頻度がわかる
その問題が基礎的な問題なのか発展問題なのか、よく出る問題なのかあまり聞かれない問題なのかがわかる参考書をおすすめします。
理想を言えば全ての知識を取りこぼしなく覚えて本番に臨みたいところですが、実際にはそんな時間がない上、細かいところまで覚え出すと際限なく必要な知識が出てきます。
加えて、入試当日の直前の休み時間に最終チェックをする際は、一問一答を開く方も多いと思います。そういった時も出題頻度が載っていれば、より出やすい問題だけを復習することが可能。
普段の学習の中で優先順位をつけるためにも、また入試直前のためにも問題のレベルや出題頻度は重要な情報です。
実際に私が使っていた参考書は?
ここまでで紹介したポイントを踏まえ、私が使用していた参考書はこちらになります。
一問一答の使い方
政治分野・経済分野に分ける
1日に一冊やることはせず
今週→政治分野
来週→経済分野
再来週→政治分野のチェック&覚えていないところのみ回す
といった方法をとっていました。
やってすぐは覚えたと思っていた単語も、1週間くらいすると忘れてしまうもの。
1週間全くやらない期間を設けてから次の週の初めに本当に覚えているかをチェックすることで、効率的な学習ができると思います。
ある程度覚えるまでは印をつけない
一問一答といえば覚えたものにチェックを入れる方法が一般的ですが、使用初期からそのやり方をすることはおすすめしません。
なぜなら長期記憶ではなく短期記憶として覚えていたものにもチェックを入れてしまうことがあるからです。そして一度チェックを入れるとしばらく確認しなくなったり、確認が雑になったりします。
さらに使用初期はまだ授業で終わっていないものを予習として学習する範囲が広すぎます。
完全に長期記憶になったものだけをチェックするためにも、しばらくはひたすら何周もまわしまくり、理解した語彙が半分くらいになってからチェックをつけ始めるという方法で使用していました。
つける印は周ごとに変える
これも長期記憶として覚えるための方法です。
これは私が実際に使用していた参考書のあるページですが、様々な色のシールでチェックしてあることがわかります。
1回目のチェックは青シール→2回目のチェックは黄色…
のようにすることで、その語句を自分がどのタイミングで覚えたのかが一瞬でわかります。
また、私は基本的に一回チェックがついた問題はしばらく解いていなかったのですが、覚えた時期を色分けすることでどのくらいの期間解いていないのかもわかりやすくなり、同じチェックがついた問題の中でも「この問題は先週チェックしたばかりだからまだ大丈夫」「このチェックは1ヶ月前のチェックだから、そろそろ復習しよう」といった計画が立てやすくなります。
わからないところは自分でまとめる&足りなければ貼る
先ほど一問一答の選び方でも書いたように、自分にとって完璧な参考書はありません。
私は一番コンパクトで持ち運びがしやすく、よく開く参考書が一問一答だったため、この参考書に必要な知識をすべてまとめていました。
例えば表紙は一覧にした紙を透明な養生テープで貼り付けたり
余白の書き込みでも足りない場合は付箋に書いて貼ったり
表紙の裏のページは、授業内で先生が用意してくださったわかりやすいプリントや教科書のコピーを貼ったりしていました。
この透明な付箋は貼り付けても下の情報を隠すことがないのでおすすめです。
完璧な参考書はない
この記事では様々な選び方のポイントや使い方を紹介してきましたが、すべては「完璧な参考書はない」という前提のもとにあると思います。
必要な情報やレイアウトは十人十色。
なるべく自分に適した市販の参考書をベースにしつつ、自分でカスタムすることが一問一答の使いやすさを向上し、愛着につながり、学習頻度も増え、合格に近づくのだと思います。
私は愛着が強すぎていまだに捨てられていません笑笑
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