こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
7月7日といえば七夕。七夕といえば織姫と彦星の伝説を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
織姫と彦星のお話をとっっても端折って説明しますと、
働き者だった織姫と彦星が結婚したら超リア充になってしまい、全く働かない。それに織姫パパが怒って天の川で二人を分断。しかし二人があまりにも悲しむので7月7日だけは天の川を渡って二人が会えるようにしてあげたというものです。
7月7日は毎年二人が出逢えてハッピーかと思いきや、実はそうとも限りません。
雨の日は天の川の水位が上がってしまい、二人が会えなくなってしまうのです。
私は幼少期にこの話を聞いてから毎年七夕の天気を気にしていたのですが、晴れた記憶があまりないように思います。
晴れの七夕とホワイトクリスマスは私にとって二大確率めっちゃ低いのに知名度だけ高いイベントです。
そこで今回は、七夕に晴れる確率を調べてみたいと思います!
<目次>
なぜ伝説に反して七夕は雨が多いのか
そもそもなぜ伝説の内容と現実の天気が一致しないのでしょうか。
これは決して織姫パパが意地悪で雨の多い時期に設定したのではなく、旧暦と新暦のズレの関係。
私たちが現在使っているグレゴリオ暦(新暦)は、明治時代に導入された太陽の動きに基づく暦です。
一方旧暦とはそれ以前に使われていた月の動きを元にした暦。
旧暦と新暦の間には約1ヶ月のずれがあると言われており、旧暦の7月7日は新暦の8月ごろになると思われます。
現在の8月ごろと言われれば、確かに晴れ間が多いように感じますよね。
実際に私は以前旧暦の七夕にあたる頃に星を見に行ったことがあるのですが、晴れている上に満天の天の川もはっきりと見ることができました。
七夕の日に東京が晴れる確率は?
新暦と旧暦のズレから七夕の頃に雨が多くなってしまったことがわかりました。
そこで、具体的にはどのくらいの確率で七夕の日に晴れるのかを調べてみたいと思います。
過去60年の東京の天気
過去60年の7月7日の東京の天気は以下の通りです。
長いのでめんどくさい方は結果のところまでスキップ!
1962:晴れ
63:晴れ
64:雨
65:雨
66:雨
67:曇り
68:曇り
69:雨
70:雨
71:曇り
72:曇り
73:晴れ
74:曇り
75:晴れ
76:曇り
77:晴れ
78:晴れ
79:晴れ
80:曇り
81:晴れ
82:雨
83:曇り
84:曇り
85:曇り
86:雨
87:晴れ
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89:晴れ
90:曇り
91:曇り
92:曇り
93:曇り
94:曇り
95:雨
96:曇り
97:晴れ
98:曇り
99:晴れ
2000:曇り
01:晴れ
02:曇り
03:雨
04:晴れ
05:曇り
06:曇り
07:曇り
08:雨
09:曇り
10:雨
11:曇り
12:雨
13:晴れ
14:雨
15:曇り
16:晴れ
17:晴れ
18:曇り
19:雨
20:雨
21:曇り
結果
ゲジュタルト崩壊一歩手前でしたが結果が出ました。
60年間で晴れの七夕は16回
七夕の日に東京が晴れる確率は26.6666667%
でした。
雲の量が9割以上が曇りの定義なため、雨は降っていなくとも曇りの年は天の川を見ることはほぼ不可能だったのではないかと思います。
梅雨入りの時期
関東甲信地方では、平年6月7日ごろに梅雨入りし、7月19日ごろに梅雨明けするそうです。
つまり七夕は梅雨の最中。晴れる確率が低いのも納得です。
まとめ
東京の七夕で過去60年の晴れの確率は約27%でした。
要因としては七夕伝説が生まれた時代に使われていた暦と現在の暦にはズレがあり、現在使われている暦では7月7日が梅雨にあたってしまうことが多いからだと考えられます。
七夕が晴れなかった場合は、旧暦の七夕ごろにあたる8月に天の川を見てみるのも良いかもしれません。
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