こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
好きだった給食といえば私は揚げパンです。
そして最も記憶に残っている給食も揚げパンです。
今回はそんな私の愛する揚げパンが、小学4年くらいから急に嫌われ者になる話を考察したいと思います。
給食=揚げパンみたいなとこあるよね
みなさん揚げパンは好きですか?
もちろん私は大好きでしたし、なんなら今でも愛しています。
どのくらい愛しているかというと、静岡県は清水にあるドリームプラザという施設の中にある給食風メニューを食べられるお店にわざわざ行って食べるほど好きです。
今思い返しても、小学校のある一定時期まではクラスのほとんどが何日も前から献立表をチェックし、当日はあまりがあればじゃんけん大会になること間違いなしのいわば国民的アイドル人気を誇るようなメニューが揚げパンだったと思います。
でも小4くらいから急に嫌われ者になるよね
そんな愛されメニューの揚げパンくんですが、小学4年生くらいから一部の生徒に急に冷たくされるようになります。
「脂っこいよね」
「ベタベタしていや」
「重い」
そんなセリフと共に、女子、主にキャピキャピキラキラスクールカースト上位系の女子が、揚げパンを残したり、減らしたりするようになり始めたのです。
もちろん誰かが減らしたとなればおかわりじゃんけんが始まります。
急に始まったこの「かわいい系女子が揚げパンを残す」というトレンドは、多くのおかわり男子たちのニーズに支えられ、結局給食がなくなる中学卒業まで続きました。
本当の理由はどこなのか
「脂っこい」と言った理由でかわいい女子たちから嫌煙されるようになった揚げパン。
しかし彼女たちが揚げパンを残した理由は本当に脂っこさだったのでしょうか?
私はおそらく違うと思います。
念の為誤解を招かないように強調しておきますと、中にはもちろん脂っこくて重いのが嫌で残した人もいるでしょう。
でも小4〜中3よ?
一番食べ盛りじゃん。
果たして給食の揚げパン一本程度でそんな多くの女子の消化器官がやられちゃいますかね?
多分これは脂っこさが理由なのではありません。
脂っこい揚げパン=カロリーの高いものを食べている=恥ずかしいという理由だったのだと思います。
つまり給食の揚げパンはお弁当箱のサイズである
お弁当を毎日持っていく必要がある学校だと、女の子の中には「えっそんなんで足りる!?」というサイズのお弁当箱を持ってくる子もいると言います。(そして実際に足りないことが多い)
きっと揚げパンも同じです。
お弁当制でいうお弁当箱のサイズと同じように、給食でいう揚げパンは女子生徒の「見栄」を映し出しているのです。
人は元々他人からの視線や評価を気にしない。
人によって異なるが、小学校の中学年くらいから徐々に「他人の視点」というものを獲得していく。
そしてその頃から自主的に外見を整えたり、おしゃれをしたりする子も出てくる。
先日心理学の授業でこんなことを学びました。
一部女子揚げパン残す現象が発生し出すのもちょうどこの時期です。
揚げパンを思う存分食べられるようになった時、私たちは他者から解放される
お弁当箱が極度に小さい女の子は、いつから人前で普通の量を食べられるようになるのでしょうか?
誰の前だったら食べられるのでしょうか?
小さいお弁当箱や半分だけの揚げパンから解放される時、それはつまり他者からの視線や評価を過度に気にしなくて良くなった時なのではないかと思います。
給食の大人気メニュー、揚げパンは、子供の精神面の成長を映す鏡なのかもしれません。
おまけ
揚げパンといえばもう1エピソード。
私の通っていた学校はしばらく揚げパンの提供方法が迷走していたのですが、みなさんの学校の揚げパンはどうでしたか?
最初は普通に揚げパンをお盆に乗せる形式だったのですが、揚げパンは周りについたお砂糖がこぼれやすいこともあり、途中からポリ袋に一本ずつ給食当番が入れて渡すようになりました。
パンの形もコッペパンからツイストドーナツ状に変わったり。
今はプラスチック廃止や感染症予防の観点からまた別の提供方法になっているのかなぁと思ったりもします。
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