【音声入力が最強】大学生のレポート時短術7選と便利ツール
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
そろそろ学期末も近づいてきました。
「長期休みは何をしようかな〜。」なんて浮かれたいところですが、ちょっと待った!
長期休みの前には大学生が避けては通れない敵レポートが待ち受けています。
とは言ってもやはりバイトにサークルと忙しい大学生の方もいると思うので(私は全然暇だけど)、そんな充実した日向の大学生の方にレポート時短術を伝授いたします。
<目次>
レポートを書き出す前
レポートの時短は執筆前から始まっています。
まずはレポートを書き出す前にやっておくべきことを確認しましょう。
準備1|スケジュールの把握
一番重要なのがスケジュールの把握。
先生によって異なりますが、概ね学期末1ヶ月前(前期であれば6月ごろ、後期であれば12〜1月ごろ)にレポートの詳細が発表されることが多いです。
カレンダーの締め切り日のところに分かりやすく科目名を書いておくと良いでしょう。
またレポートではなくテストによる評価が行われる科目もあると思います。
テストの日程もカレンダーに書き込んだ上で、いつ頃から執筆を始めると良いのかを考えるといいと思います。
特に
-
テストの前日はレポート作業はしない
-
遅くても締め切り三日前には終わる
-
平日だけで執筆するレポートを作らない(必ず休日も含めて余裕を持ったスケジュールにする)
の3点に注意すると提出の遅れがなくなります。
そろそろ気づいている人もいるかもしれませんが、いくら時短術を駆使しても、ちゃんとしたレポートを書こうとしたら結構前から準備を始める必要があるのです。
準備2|レポートの詳細の把握
スケジュールの把握と同時進行でレポートの詳細の把握も進めましょう。
その方がスケジュールを立てやすいです。
詳細の把握の仕方は、一覧表にまとめること。
- 締め切り日
- 科目名
- テーマ
- 文字数
- その他の指定
について、簡単でいいのでまとめておくといつでも見返せて便利です。
成績評価全体に占めるレポートの割合についても把握しておくと、まじで間に合うかわからないという最後の最後の時にどのレポートに力を入れるかの優先順位がつけやすくなります。
準備3|図書館には早めに行く
レポートを書く際の参考文献はインターネット上のものだけでなく、紙媒体の書籍や論文を使う方が信憑性が高く、先生からの評価もよくなることが多いです。
しかし、レポートを書く時期になると図書館が混雑します。
同じテーマでレポートを執筆する際、参考にしたい本はだいたいみんな同じですよね。
特に「教科書の購入が必須でなかったのにも関わらず、レポートの執筆にはある方が良い」みたいな授業の場合、確実に図書館にある教科書は秒で無くなります。
書籍はレポート執筆時だけでなく、テーマや構成を考える時にも役に立つもの。
本がないとレポートを書き始められない、書く手が進まないことにもなりかねないので、なるべく早く図書館に行きましょう。
3-1|OPACで本を探す
とはいえ大学の図書館は広く、実際に足を運んで本を探すとなると時間がかかります。
基本的に大学の図書館にはOPACという図書検索サービスがあると思うので、図書館に行く前に目ぼしい本を探しておきましょう。
キーワードを記入すると関連書籍が一覧になって出てくると思いますが、選ぶ際のポイントは著者名と出版年。
著者名に関してはその分野の第一人者と呼べるような人の本を選ぶと良いと思います。
先生が授業内資料によく引用していたり、授業中に「この人はこの分野で有名な方なのですが……」ってちょろっと言ったりすることがある人は著名な人です。
以前講義内でリアクションペーパーのフィードバックがあった際、先生が「このリアクションペーパーはこの研究分野で有名な方の論文を引用しているので評価高めですね。」とおっしゃっていたのを耳にしてから気にするようになりました。
出版年に関しては言わずもがな新しい方がいいと思います。
その分野の歴史的なものを書く時やその分野の礎となるような書籍であれば古くても構いませんが、基本的には新しい本の方が研究も進んでおり、情報も新しいです。
私は「2000年以降」を基準にすることが多いです。
(2000年でも古いかも……。)
3-2|必要であれば予約・延長
OPACには予約機能がついていることもあります。
時間がない時や人気のある本を借りたい時は予約機能を駆使しましょう。
今借りている人が返却した時に連絡が来たり、予約した本をカウンターで受け取ることができたりするため、自分で広い図書館から本を探し出す時間が短縮できます。
ありがたいですね。
借りたのが早すぎて返却期限までに読み終えられない時は延長が可能な場合もあります。
3-3 | 本や論文は全て読まなくていい
今後の研究や学費の元を取るという観点から言うのであれば全て読んだ方がいいと思うのですが、レポートを書くためだけであれば全て読む必要はありません。
ここでいう「全て」とはすべての本という意味と、本のすべてのページという意味。
講義で教科書・参考書籍に指定されている本であっても、自分のレポートのテーマと被らず、時間がないのであれば読む必要はないですし、必要な本であっても一冊丸々読まなければならないということはありません。
期末の時期はたくさんのレポートを書く必要があるため、まずは第1章を読んで本全体のテーマや書籍内で出てくる概念、単語の意味を理解します。
次にチェックするのが目次。自分のレポートに使えそうな章を効率的に把握し、必要な部分だけを短時間で読むことができます。
3-4 | 付箋の付け方
本を読み進める際、レポートに引用したい部分は付箋をつける人が多いと思います。
しかし、付箋をつけすぎていざレポートを書き出したときに「ここ何のために引用するつもりだったんだっけ?」「引用するつもりだったあの記述はどこ〜?」となってしまうのもあるあるではないでしょうか。
そんな問題を防ぐためにも、ぜひ付箋には一言「何行目の記述を」「何のために引用するのか」を簡潔に書いておきましょう。
本の文章も見えつつ書き込みもできる、こんな感じの半透明タイプの付箋がおすすめです。
準備4|すべてのレポートの構成を考える
いきなり書き出すのではなく、ある程度構成を考えてから書き出しましょう。
文字数が多いレポートになればなるほど、書いてる途中で「あれ、結局何が書きたかったんだっけ?」「これ順番逆の方がわかりやすかったんじゃ……。」というレポート迷子になりがちです。
レポートの構成は序論、本論、結論が一般的ですので、最低限それぞれのパートで何を書くのかは考えておきましょう。
長いレポートの場合はそれに加えてそれぞれのパートの中に小さな柱を立てておくと、文字数全然足りない事件を防ぎやすいです。
イメージとしてはこんな感じ。
目次を作るというか、大見出し・中見出し・小見出しを考えるような感じです。
レポートを書く際にはレポートの冒頭部分に構成のメモを書いておくと、いつでも確認できて便利ですよ。
提出前に消すのをお忘れなく。
準備5|必要であればノートの共有
必要であれば友人と授業ノートを共有しておくといいかもしれません。
同じ講義を聞いていても注目するポイントやメモをする箇所は人によって多少差があるので、自分にはない視点を得られるかも。
ただし剽窃になると一発落単、下手すれば退学になりかねないので注意しましょう。
あくまでノートの共有。
レポートに書く内容が被っていないか注意です。
レポート準備に使えるツール
レポート準備の際に活用している、時短ツールをご紹介します。
付箋アプリ
デスクトップやホーム画面に付箋を貼っておけるアプリ・ソフトが便利です。
MacBookはスティッキーズがもともと入っているので、私はそれを使っています。
提出期限を書いておき、チェックリストのようにしておくと提出忘れを防げます。
one note
レポートを書くWordと同じくOfficeのone noteというノートソフトで講義ノートを書いている人も多いと思います。
もし友人とノートを共有する場合、one noteは使用している率が高く、共有しやすいのでおすすめ。
普通にノートを取るための機能も十分なので、特に大学からOfficeを無料提供されている場合は要チェックです。
リマインダー
Apple社の端末であればリマインダーアプリがもともと入っていますが、リマインダー機能が使えればなんでもいいです。
レポートの数が増えるとスケジュール管理が難しくなります。
うっかりミスを防ぐためにも、締切前日にリマインダーをセットしておきましょう。
レポートを書き出したら
レポートを書き始めてからできる時短術は2つあります。
執筆1|段落ごとに書く
これはレポートの構成を考えるの部分と重なるのですが、一気に書くと途中で順番を変えたくなることがあります。
トピックが変わったり、論が進んだりするキリのいいところごとに執筆し、そのポイントで何行か空白の行を空けるのがおすすめ。
こうすることで「どこでどのように論が展開しているか」が自分でもわかりやすくなり、だらだらと同じようなことを書くのを防げたり、見直しの時も論の展開を意識しながらチェックすることができます。
執筆2|音声入力を活用する
ほんっとに革命!
ありがとう技術革新‼︎
タイピングのスピードに自信がない人におすすめなのは言うまでもありませんが、音声入力の素晴らしいポイントは、ある程度静かな場所ならどんな状況でも文章が書けるということ。
「わざわざ机に向かうのがだりぃ……。」って時でもベッドやソファでゴロゴロしながらスピーディーに執筆を進められます。
残念ながら精度はそこまで高くありませんが、精度が高くないからこそ誤字脱字のチェックが必要になるので、読み直しの機会が増えてレポートのクオリティが自然と上がるのも嬉しい副産物です。
レポート執筆中に使えるツール
レポート執筆中に活用したい時短ツールをご紹介します!
引用方法がまとめられた書籍
引用方法をミスると剽窃扱いになり、単位を落としたり、停学・退学になったりすることもあるので注意!
引用方法は学問領域や学術誌、個人によって多少異なることがありますが、最低限載せなければならない情報というものはあります。
インターネットで引用方法を調べると不確かな情報が紛れ込んでしまうことがあるし、かといっていちいち権威ある人の論文の引用方法を参照するのも時間がかかる上、そもそも学期末レポートと学術誌の論文では文字数や誌面の構成の違いから最適な引用方法が異なることもあると思います。
おすすめはレポートの書き方をまとめた本を一冊買ってしまうこと。
いちいち調べるくらいなら、一度その本を読んでレポート執筆時にチェックしたい部分にマークや付箋を貼っておく方が時間短縮になります。
私の大学ではこちらの書籍の購入を大学側から一年時すすめられていたので、この本の引用方法に則ればとりあえず剽窃疑惑をかけられたり、引用方法によって評価を落とされたりすることはないと思います。
学期末レポートだけでなく卒業論文を執筆するにあたってのスケジューリングのコツなども詳しく説明されているので、大学在学中は長く愛用できる本になっています。
デスク環境は命!
学期末はパソコンを開く時間も増えるので、時短のためにも、健康のためにも、デスク環境を整えることは重要です。
デスク環境についてはこちらの記事(https://ochamaru.hatenablog.com/entry/desk)で詳しく説明していますが、ここでは一部のアイテムに絞ってご紹介します。
モニター
論文はCiNiiなどインターネット上から入手することが多い人は、論文を開いて、講義ノートを開いて、Wordを開いて……とデスクトップがとっ散らかりやすいのではないでしょうか?
そんな問題を解決してくれるのがモニター。
作業スペースが増えて画面がスッキリするだけでなく、画面が大きくなるので目も疲れづらいです。
学期末だけでなくオンライン講義の時などにも役立ちます。
モニター=お高いんでしょ?みたいなイメージがあると思いますが、中古であれば7000円くらいからあります。
大学生がモニターを導入した経緯やポイントなどについては、こちらの記事(https://ochamaru.hatenablog.com/entry/monitor)で紹介しています。
PC台
モニターは場所や価格的に買えないという場合、せめてPC台だけでも用意して欲しい!
角度調節が可能になるため、疲れにくい目線・首の角度で作業をすることができます。
私はこちらの商品を使用していますが、収納袋付きでコンパクトに折り畳まるので大学の講義やカフェでの勉強にも持ち運ぶことができ、便利です。
蒸気でホットアイマスク
これは時短アイテムではないのですが、リフレッシュに使うと1日に作業できる時間が増え、結果的にレポートを書き終えるのが早くなると思います。
あと、テスト終わりとかに「お疲れ様〜!レポートも頑張ろうねᕦ(ò_óˇ)ᕤ」って言って周りの人にお裾分けすると、ちょっとしたヒーローになれます。
レポート期間中のおすすめはこのメントール入りのもの。
メントールのおかげで使用後もリラックスしすぎることなくシャキッと作業に向かえます。
タンブラー
これも時短アイテムではないのですが、家で作業するときにあると便利。
飲み物の温度が維持されるので、いちいち温め直す手間が省けます。
眠気と格闘しながらカフェインとりつつ作業するタイプの方は必携です。
Appleユーザーは純正メモアプリを使いこなせ!
こちらの記事でも書いたのですが、ノートPCやタブレット、スマートホンをApple製品で統一している方は、クラウドや純正アプリの活用がおすすめ。
特にメモアプリは購入時点で入っている上内容がどの端末でも同期されるので、レポートの草案を出先でスマホにメモし、家でパソコンで開いてWordにコピペとかができるのでとっても便利です。
それぞれ別メーカーのものを使っているため、スマホ⇄PC間のやり取りをメールを介して行っている友人がいるのですが、若干煩わしく時間がかかると言っていました。
純正アプリを使いこなすことでこのような手間を減らすことができます。
【番外編】ブログはレポートの時短につながる
学生ブロガーの方も珍しくないですが、ブログを書くことでレポート執筆にも必要な
- タイピングのスピード
- 誰かに読まれることを前提とした文章力
が自然と身につくと思います。
私自身はまだまだステキな文章が書けるとは言い難い状況かもしれませんが、それでもブログを始める前よりも同じ文字数のレポートを短時間で仕上げることができるようになったと思います。
何よりブログを起点として様々な人と繋がれるのも楽しいポイント。
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