【辞書なしでローマの休日が読める⁉︎】楽しく実用的な英語を!ラダーシリーズのススメ
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
今回は上智大学に一応現役一般合格し、ちょっとだけ英語に自信があるような気がしないでもない高校時代を送っていた頃に愛読していた、ラダーシリーズという書籍をご紹介します。
【目次】
ラダーシリーズとは
ラダーシリーズは、多読をしやすいよう工夫された洋書のシリーズです。
有名な海外の作品から、国内の小説の英訳まで、さまざまなジャンルとレベルの本があります。
その名が示すように、Ladder(ハシゴ)を使って一歩一歩上を目指すように、学習レベルに合わせたステップアップを可能としているシリーズだそうです。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
こんな人におすすめ
私自身は中学から現在に至るまで、主に受験や学校で使う英語のリーディング力を上げるために読んでいました。
しかし、長年ラダーシリーズを読んでいると受験以外の目的にも非常におすすめできる本だと感じます。
そこでここからは、ラダーシリーズを特におすすめしたい人はどのような人なのかをご紹介します。
隙間時間を活用したい
リーディングの勉強というとどのようなものを思い浮かべますか?
長文の問題文と難しい設問、長い解答のついた分厚い参考書。
たくさんの単語が載った電子辞書。
場合によっては文法書も必要かも……。
このような勉強方法だと、ある程度まとまった時間と場所が必要になり、隙間時間でリーディング力を鍛えるのは難しいと感じるかもしれません。
しかし、ラダーシリーズの本はどれもスリムなサイズ感。
後ほど詳しく説明しますが、辞書なし単語帳なしでもすらすら読み進められる工夫がたくさん。
電車に乗っている時などのちょっとした時間でもリーディングをすることができます。
そのため、普段からまとまった学習時間をとれず隙間時間を活用してリーディングの学習を行いたい方には非常におすすめです。
カタイ勉強は嫌だ
たくさんの本を開くようなとっつきにくい勉強は嫌!もっと楽しく勉強できたらいいのに……。
そんな方にもラダーシリーズはおすすめです。
ラダーシリーズは一冊だけでリーディングを始められますし、推理小説から伝記、プリンセス系のお話まで、幅広いジャンルを網羅しています。
楽しんで話を読み進めたい方にはおすすめです。
学んだことを実際に使ってみたい・実用的な英語力が欲しい
問題集ばかり解いていると、自分の英語力が実際に通用するのか不安になることはありませんか?
問題集に載っている英文はあくまでリーディング問題として考えられたもの。
実際に使われている英語もこんな感じなの?と疑問に思うかもしれません。
ラダーシリーズには設問がありません。
私たち日本人が「問題を解く」という目的でなく、「物語を楽しむ」目的だったり「新しい知識を増やす」目的だったりのために読む本と同じようにラダーシリーズはできています。
急いで確実に試験の点数を上げることが目的なのではなく、中長期的に、使える英語力を身につけたい方にはおすすめです。
しばらく試験を受ける予定はないけれど、英語力を落としたくない
これまではテストスコアを上げるために勉強をしてきたけれど、一旦目標スコアに達して受験はしばらくお休み。でも英語力は落としたくないなぁ……。
そんな方にもラダーシリーズはおすすめ。
普段の読書が英語になるだけなので、楽しみながら英語力を維持し続けることができます。
英語学習のついでに新しい小説を読めたり、新たな知識を身につけられちゃいます!
ラダーシリーズの特徴
色々な人におすすめのラダーシリーズ。
ここからはなぜラダーシリーズがおすすめなのか、他の本とはどのような点が違うのかについてご紹介します。
特徴1|スリムなサイズ感
一つ目の特徴はスリムなサイズ感です。
スマートフォンと比べてみると一目瞭然。
写真の本は縦約18cm、横約11.5cm、厚さ約1cmです。
通勤通学バックに入れても邪魔にならない、なんならポケットにも入っちゃうようなスリムさで、持ち運びに手間取りません。
隙間学習に最適です。
特徴2|辞書なしでも読める工夫
洋書を読もうと思うと、気になるのが単語。
知らない単語が出てきて全然理解できないのではないかと不安になることもありますよね。
ラダーシリーズは辞書なしでもスラスラ読める工夫がたくさんあります。
①キーワードの紹介がある
本の冒頭に、先に知っておくと読み進めやすくなるキーワードが一覧になっています。
キーワードを先に理解しておくことでつまずく回数が減り、ストレスなく読み進めることができます。
②登場人物紹介がある
キーワードの紹介の下には登場人物の紹介もあります。
洋書に出てくる人物名は、日本人には耳慣れない名前ばかり。
私自身読んでいて「この名前とこの名前、どっちがどっちだっけ?」「これって名前?それとも地名とか建物名?」となることが多々ありました。
ラダーシリーズは主要な登場人物名とその紹介が冒頭にまとめてあるため、混乱せずに読み進めやすいと思います。
③ワードリストがある
本の最後にはワードリストがまとめられています。
このワードリストというのはこの作品に出てくる単語だけをまとめた辞書のようなもの。
レベル1・2ではその本に出てくるすべての語が、それ以上のレベルでは中学レベルを除くすべての語が収録されています。
本を読んでいてわからない単語が出てきてもちょっと調べるだけで済み、わざわざ単語帳を持ち歩いたり、スマホで検索したりする手間が省け、読書に集中できます。
特徴3|レベル分けがわかりやすい
ラダーシリーズという名前の通り、わかりやすくレベル分けがされているのも特徴です。
レベル分けは写真のようになっています。
ワードリストに全ての語が収録されているため、英語学習を始めたばかりの方、中学レベルの英単語に自信のない方はレベル1・2がおすすめ。
また、純粋に作品を楽しみたいという人は実力より少し低いレベルのものから始めてみるとストレスなく読めるかもしれません。
【初めての一冊に!】特におすすめの作品
ここからは、実際に読んでみてラダーシリーズの中でも特におすすめできると感じた作品をご紹介します。
ここでは英語に自信のない方でもチャレンジできる、比較的初級レベルのものに限定しました。
オズの魔法使い
最初のおすすめはこちら。
【リスニング力も同時に鍛えたいなら】ローマの休日
続いてのおすすめはこちら。
ローマの休日は本というよりオードリーヘプバーンが主演を務めた映画の方が有名かもしれません。
その有名な映画ですが、実はすでに著作権の保護期間が終了しています。
そのためこの時代の映画はパブリックドメインとして格安DVDが出回っていたり、場合によってはYouTubeなどの無料動画配信サイトで見ることができたりします。
映像にアクセスしやすいので、「せっかくならリーディングで終わらせず、どんな感じで話しているのかも聞いてみたい」という向上心あふれる方にはおすすめ。
私も一度映画を見てみましたが、比較的喋るスピードも現代のドラマなどに比べると遅いように聞こえ、聞き取りやすいように感じました。
【日本語訳をチェックしたい方】銀河鉄道の夜
最後はこちらの名作。
英語学習を身近に!
今回は楽しい英語学習に役立つ本、ラダーシリーズをご紹介しました。
ラダーシリーズの魅力が一人でも多くに人に伝わり、英語学習を頑張る方の助けになれば幸いです。
また、英語学習に役立つアプリがこちらの記事で少し紹介されています。
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