おちゃまるの頭の中

上智大学に通う現役大学生おちゃまるが、「いつもの学びをちょっと楽しく」を目指してためになるようなならないようなくだらないことをつらつら書くブログです。

【実食】話題のレアフルーツ「釈迦頭(アテモヤ・バンレイシ)」とは?食べ方や購入場所は?

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

みなさん、釈迦頭ってご存知ですか?

 

私の釈迦頭との出会いは4年ほど前、研修で訪れたベトナムでのことです。

私は海外に行ったらスーパーで現地にフルーツを買って食べてみるということを恒例行事としています。

滞在期間もそれほど長くなく、キッチン用具もホテルに備え付けられたスプーンやフォークなどの簡易的なもののみ。そのため気に入ったフルーツがあっても全て買えるとは限りません。 

ベトナムに行った際にこの恒例行事代表に選出されたのが釈迦頭。

 

 

当時は全くこのフルーツに関する知識がなく、日本ではお目にかからないユニークなフォルムに異国情緒を感じつつ、心躍らせて口に運び入れたのです。

 

 

 

 

 

まっっっっっっっっず

 

フルーツというジャンルが想定していないであろうほど全く甘味がない。食感もかっったい。

なんだこれは。

 

 

 

 

しかし、ここまで読んで購入をやめようと思った方、少々お待ちください。

帰国後調べてみてわかったのですが、釈迦頭は森のアイスクリームと呼ばれることもあるほどなめらかで美味しいフルーツ。

どうやら私が購入した釈迦頭は未熟なものだったようです。

それから本来の美味しい釈迦頭を食べてみたいと思い続けて早数年。

日本で見かけることはないし、また旅行に行くまで待つしかないかなぁと思っていたのですが......

 

なんと、見つけることができたのです!

 

まさかのど田舎の業務スーパーで。

何年間も思い続けたフルーツですもの、もちろん即購入。

ついに、ちゃんとした(?)釈迦頭を実食する時が来たぞ......!

 

 

釈迦頭とはなんなのか

せっかくなので実食する前に釈迦頭について調べてみることにしました。

 

名前の由来はもちろん螺髪。おそらく仏頭果と呼ばれているのも同じ理由でしょう。

わかりやすい名前で個人的に好きです。

原産地は中南米ですが、私の釈迦頭との出会いの地ベトナムや、今回食べる釈迦頭の原産国台湾など、アジアでも食べられているようです。

長期の保存・運搬が難しいため日本で食べることは難しかったそうですが、台湾で釈迦頭を冷凍する技術が開発され、台湾パイナップルに続く主力商品にするため輸出強化がされているということです。

今回釈迦頭を購入することができたのも、この冷凍技術や輸出強化の流れが関係しているように思います。

 

 

今回購入した釈迦頭

今回は業務スーパーで冷凍釈迦頭を購入しました。

 

 

原産国は台湾、釈迦頭の中でもパイナップル釈迦頭という品種のようです。

ベトナムで食べた釈迦頭は片手で包めるようなみかんほどのサイズ感だったのに比べ、この釈迦頭は大きく、手のひらより大きなサイズです。

 

自然解凍して切ってみるとこのような感じ。

 

 

大きめの種がたくさん入っています。

鼻を近づけると微かに甘い香りがする気がしなくもありません。

 

 

いざ、実食!

それでは早速実食です。

果肉はスプーンで切り分けられる柔らかさ。

ベトナムでの苦い思い出が頭をかすめますが、意を決して一口。

 

 

 

 

う〜ん。

念のためもう一口。

 

 

 

 

 

 

んー。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとも言えなぁぁぁい!

 

なんかなんともいえない。

とりあえず甘い。でも香りが苦手。

 

食感はシャリシャリ系。

洋梨とかが近いかな?と思いましたが、英名のシュガーアップルを踏まえると、確かにりんごに近い感じもしてきます。

アイスクリームのようななめらかな食感と聞いたことがあったのですが、パイナップル釈迦頭という品種は少ししっかりめの食感のよう。

 

一緒に食べた母は美味しいと半玉完食していたので、日本人が苦手な味というより、単に私個人の苦手な味なのだと思います。

ちなみに「何に似た味?」と母に尋ねると、ポポーに味が似ていると言ってました。ポポーもマイナーフルーツだから伝わらないかもだけど。

調べてみると釈迦頭とポポーは同じバンレイシ科なので、味が似ているのかもしれません。

 

 

保存はできない

想像していた味とは異なったために1日目は2口で終了。

残りは次の日食べようと、ラップをして冷蔵庫に入れておいたのですが、翌日冷蔵庫を開けると悲惨な見た目に......。

酸化してしまったのでしょうか。皮の方から黒ずんでしまい見るも無惨な姿になっていました。

 

パイナップル釈迦頭は大きいので食べきれる分だけ冷凍した状態でカットし、残りは冷凍保存をする方が良さそうです。

一度解凍するとすぐに黒ずんでしまいます。

 

 

まとめ

まさかの黒ずみという悲しい形で幕を閉じた釈迦頭との再会でしたが、今回食べたものはベトナムで食べたものとは少し品種が異なるように思うので、またあの元祖釈迦頭と出会うことがあれば挑戦してみたいです。

 

店頭での取り扱いを目にすることはまだまだ少ないですが、最近はインターネットでも購入できるようなので、釈迦頭にチャレンジしてみたい方はインターネットでの購入が確実でおすすめです。

 

 

 

 

 

 

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