こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
静岡で18年かけて生産・加工され、東京に出荷された私おちゃまるですが、幼い頃から何でもかんでも自分で作ってみたくなってしまう癖があります。
先月19になりましたが、例に漏れず考えついてしまったのです。
人生で初めて飲むお酒、自分で作りたい!
できれば自分で育てたもので作りたい!
最初はお米を育てて日本酒を仕込もうかとも思ったのですが、複雑な工程を見て諦めて果実酒で妥協することにしました。
幸い(?)何でもかんでも自分で作りたくなってしまうので、もちろん自分で食べるものを自分で生産したくなってしまい、祖父がお花畑にしていた空間を10年近くかけて作り替えてしまった畑があります。現在は果物も何種類か植っており、ジャムを作れる程度のフルーツを毎年実らせてくれます。
今年は私が新生活準備などで忙しかったため、父と祖父に収穫後冷凍しておいてもらいました。
それがこちら。
ユスラウメ 570粒
ブルーベリー2種 103粒
ブラックベリー 25個
ワイルドストロベリー 160個
です。数えました。
それぞれの種類は決して十分な量とは言えませんが、全部合わせればなんとか果実酒が作れそうです。
まずは必要なものを用意します。
先程のフルーツに加え、氷砂糖とホワイトリカー、手頃な空き瓶を用意しました。
ホワイトリカーは母に買ってきてもらい、空き瓶は消毒をしておきます。
ちなみに個人でお酒を作ることは酒税法という法律に違反することになってしまいます。個人でお酒を製造されてしまうと税金が取れず、密造酒扱いになってしまうわけですね。
加えてお酒の製造には酒造免許という免許が必要というルールもあります。
個人でお酒を作ることが許可される条件としては「蒸留酒、もしくはアルコール度数が20%以上を超えたお酒に漬け込むだけのリキュール類(梅酒など)」であること、「自分で飲むためのもの」であること、「米や麦、山葡萄を含むぶどうなどの特定の食材を漬け込んだものでないこと」などがあるため注意が必要です。
カクテルやサングリアなども一晩おいてしまうとだめとか色々あるみたいなので、関心のある方は調べてみてください。
今回の仕込みには関係ない上、サングリアなるものもたった今知ったため、ちょっと一旦私は理解するのを諦めました。酒税法むずい…。
色々なレシピを見てみたのですが、今回はいくつかの種類の果物を使うということもあるので細かい分量は気にせずに感覚を信じて突き進みます。
今回は収穫後そのまま冷凍された果物を使うためまずは果物を洗い、ついでに果物についた葉やヘタの部分なども取り除きます。
お酒につけるためカビが出る可能性は低いですが、念の為一つ一つ丁寧に拭いてから瓶に入れます。
嘘です。
丁寧に拭こうと思ったけどめんどくさくなっちゃったので、何個かまとめてざっと水気を拭き取る程度の雑さで進めます。
お願い、カビ出ないで...。頑張れアンパンマン。
こんな感じで果物の層、氷砂糖、果物…と交互に入れていきます。
しばらくすると全部ミイラ化してしまうのですが、入れた直前はすごい綺麗です。
原始時代にベリー系の果物の採集は女性の仕事だった名残りとして、今でも男性より女性の方が赤系の色は多く見えるそう。女性はうすーーーーーい赤いフィルムを通して見ると男性の視界に近くなるそうです。
完全に脱線してしまいましたが戻ります。
最後にホワイトリカーを注いで完成です。
上の方が少し余ってしまったため、近所の人にいただいて冷凍しておいたレモンと柚のスライスも入れてみました。
思ったよりも時間がかかった上若干のめんどくささはありましたが、作業をしているうちに手先が甘い香りに染まってしばらく幸せな時間を過ごせました。
この後はときどきかき混ぜつつ、冷暗所でそっと保存します。
果たしてどんな味になるのか…。
そして私はまともな大人になれるのか…。
来年までこのブログを飽きずに続けることはできるのか…。
結果は来年の誕生日に分ります。
もしこのブログが続いていて、さらにもっとたくさんの方に読者やフォロワーになっていただけたら、このお酒の開封の儀をライブ配信でもしてみんなで楽しみたいなと思ったりしている今日この頃です。
とりあえず二十歳になるまで健康に過ごしたいですね。
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