【写真付レポ】カエルの楽園KawaZooの行き方から周辺の観光スポットまで
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
みなさんKawaZooをご存知ですか?
カエル好きの方なら一度は聞いたことがあるであろうKawaZooは、爬虫類専門動物園iZooの姉妹館で、カエルのみを展示してあります。
iZooは特徴的なCMや園長でもお馴染みですよね。
ちなみに、静岡県のクセ強ローカルCMはこちらの記事でまとめてあります。
先日KawaZooに初めて足を運んだのですが、想像の上を行く楽しさにびっくり!
館内は撮影OKとの張り紙があったため、今回は写真モリモリでKawaZooのレポをお送りしたいと思います。
【目次】
- KawaZooへの行き方は?アクセス方法や外観
- KawaZooの入園料金は?
- KawaZooの展示
- 個人的に魅力的だったカエルたちをご紹介
- KawaZooのお土産は?
- KawaZooの注意点
- 周辺観光スポットは?
- ニッチな観光スポットKawaZooに行こう!
KawaZooへの行き方は?アクセス方法や外観
KawaZooは駅から離れた山に近いところに位置するため、車でのアクセスがおすすめです。
もし、車でのアクセスが難しい場合は河津駅からバスかタクシーに乗ることになります。
バスは休日も1時間に一本程度なので、バスの利用を考えている方は事前に時刻表を調べておくことをおすすめします。
建物の外観はこんな感じ。
私は想像していたよりもこじんまりしていると感じました。
車で来る際も少し分かりづらいかもしれないので、ナビで設定しておくとスムーズです。
KawaZooの入園料金は?
入園料金は現在、
- 大人(中学生以上)1000円
- 子供(小学生)500円
- 小学生未満無料
- 70歳以上の方 800円(証明書必須)
- 障害手帳を提示した方と同伴者一人 各500円
- 障害手帳を提示した小学生 250円
- JAF会員カード 大人800円、子供400円
でした。
来園される際は最新情報をご確認ください。
お得なセットも
また、IZooとの共通入園チケットや年パスなどのお得なチケットもあります。
どちらも周りたい方はセットがお得です。
KawaZooの展示
さてさて、ここからはKawaZooのユニークな展示を写真付きでご紹介します。
まさかのカエルを放し飼い!?
まず驚いたのはカエルを放し飼いしているということ。
もちろん普通に水槽で飼育されているカエルもたくさんいましたが、屋内・屋外問わず多くの展示スペースでカエルが放し飼いされていました。
カエルって放し飼いできるんだ……。
特に衝撃だったのは、最初に目にしたこのスペース。
このスペースに何匹もカエルがいたのですが、特に解説なども書かれていなかったため展示されていたカエルなのか、噂を聞きつけてやってきたそこら辺の地元ガエルなのかいまだに分かりません。
園内には田んぼも
KawaZoo内にある中庭のようなスペースには田んぼを再現した空間が広がっており、そこには日本に住むカエルたちが展示されています。
私は残念ながら季節や時間が合わず、発見することが出来ませんでした。
カエルと同じ空間でまったり
室内にもカエルが放し飼いにされているスペースがあります。
脱走防止のため二重にされたドアを開けると、室内にも関わらず熱帯の森のような空間が広がります。
足元に目を向けても……
頭上に目を向けても……
そこらじゅうにカエルカエルカエル。
四方八方をカエルに囲まれた空間となっています。
水槽での飼育ではなかなか見ることができない角度からの観察が可能なのも、放し飼い展示の特徴かもしれません。
触ることはできませんが、こんなに近くでカエルを観察することができます。
小さいカエルでも細部まで見ることができましたよ!
個人的に魅力的だったカエルたちをご紹介
たくさんのカエルが展示されているKawa Zooですが、ここからは特に私の好みだったカエルをご紹介したいと思います。
フォルムがかわいい部門
最初にご紹介するのはシルエットがなんとも言えず愛くるしい、そんなカエルたちです。
3位:ヒキガエル全般
これは絞れなかったため全般とさせていただきました!
「ヒキガエル」と一括りにまとめてしまいがちですが、ニホンヒキガエルやアズマヒキガエルなど、いくつかの種類が存在するようです。
色が地味なので数種類で入っていると一瞬見分けがつかず、特にツチガエルとも混同しやすかったです。
おそらくこれはツチガエル↓
日本人だからでしょうか。どこか見慣れた形のカエルに親しみを感じてしまいます。
比較的大型でずんぐりむっくりした体型も安心感がありますね。
色も派手でなく、ツルツルというよりどちらかといえば少し乾燥したような肌質も素朴な可愛さがあります。
その姿から日本の里山が想起され、懐かしい気分に浸れます。
2位:クツワアメガエル
ニューギニア、オーストラリア源さんの大型のカエル。
大きいのに見つけられないなぁと思って上の方に目をやると、みんなで丸くなっていました。
鳴き声が大きいのが特徴のようですが、残念ながら訪問時は聞くことができず……。
しかしそんな些細なことは気にならなくなってしまうほどのこの愛くるしい後ろ姿!
背中からお尻にかけてのカーブになんとなく哀愁が漂い、まるでしょぼくれて座っている柴犬の後ろ姿のようです。もしくは森の奥に住むファンタジーなクマさん。
ライトが当たるとより分かりやすくなる体のツヤツヤ・ペタペタ感もいいですね。
1位:ミツヅノコノハガエル
木の葉にそっくりな見た目からこの名のついたミツヅノコノハガエルは、インドネシアやマレーシアに住むカエル。
外敵から身を守る時や昆虫の捕食時に外見が役立つそうです。
優秀すぎる擬態ゆえになかなか見つけられませんが、その分見つけた時の感動もひとしお。
正面から見るとキリッとした眉毛のように見える目の上のとんがりと、への字に曲がったような口の組み合わせがキュートです。
マスコットキャラ感がありますね。
色がすごい部門
ここまではカエルっぽい色のカエルという感じでしたが、ここからは目を引く鮮やかなカエルを紹介しようと思います。
鮮やかな色のカエルといえばヤドクガエルのような数種類しか思い浮かばなかったのですが、想像以上に多くの種類が鮮やかな体色をしており、3種に絞るのに意外と苦労しました……。
他にもたくさん色鮮やかなカエルたちがいたので、ぜひ実際に訪れてみてください。
ちなみにヤドクガエルはこんな感じ。
ヤドクガエルとつくカエルはどれも色鮮やかでした↓↓↓
3位:ミステリオサスヤドクガエル
ペルーに住むこちらのカエル。
派手な体色ではありませんが、まさに「ミステリアス」の名にふさわしい美しさを持つカエルです。
ユニークなのがこの水玉模様。
他のカエルは模様があっても色と色がパキッと分かれているものが多い中、このカエルは和紙に水を含んだ絵の具を垂らしたかのような優しい水玉模様です。
毒々しさがなく、優しい印象を受ける模様が美しいです。
2位:マダガスカルキンイロガエル
黄色ではなく金色なのがいいですね。
鮮やかなオレンジ色の体のおかげで、小さいですがすぐに見つけることができました。
幼体の時は褐色で、成長するにつれてはっきりとしたオレンジ色になるそう。
体色のせいか真っ黒でつぶらなおめめがより際立ち、可愛らしさが一層引き出されるようです。
1位:コバルトヤドクガエル
スリナム内陸部の森林の水辺に生息するカエル。
スリナム共和国を初めて知ったのですが、かつてオランダ領だった南アメリカで人口・面積が最も小さい国だそうです。
「世界で最も美しいカエル」とも呼ばれているそうですが、その呼称にも納得してしまうような鮮やかさです。
少しマットな青色をベースに、草間彌生さんの作品のような細かく芸術的なドット模様が散らされています。
美しい胴体から伸びる手足はすらっと長く、体色の鮮やかな青色をより引き立てるかのようなフォルムです。
園内を見ていても赤や黄色などの暖色系のカエルと緑のカエルは比較的見かけたのですが、青っぽいカエルは少ない上、群を抜く鮮やかさを持ったカエルでした。
鮮やかな体色のカエルにはどうしても目に刺すような「毒々しさ」や「キツさ」を感じてしまっていたのですが、コバルトヤドクガエルには鮮やかな体色にもかかわらず、どちらかというと「気品」や「気高さ」を感じました。
KawaZooのお土産は?
KawaZooの園内にはお土産物コーナーもあります。
小さいながらも品揃えのバランスはよく、タオルやバッグ、靴下などの日用雑貨、定番のバッジやキーホルダー、ピアスなどのアクセサリー、クッキーなど配るのに便利な日持ちするお菓子などなど、お土産には困りません。
また、お土産コーナーの中にはガチャガチャコーナーもあります。
カプセルトイ好きにはたまりませんね。
KawaZooの注意点
とても楽しい時間を過ごせるKawaZooですが、いくつか訪れる際の注意点もあると感じました。
虫(特にG系)が苦手な方
考えてみれば当たり前なのですが、意外と盲点なのがこちら。
カエルの飼われている水槽の中には餌となる虫たちも一緒に入っています。
食べ残してしまい水に浮かんでいるものもあれば、元気に飛び跳ねているものも。時々脱走した虫が館内にいることもあります。
カエルの餌はコオロギ系の虫なのですが、なんとなくゴキ○リに似ているためか、一緒に行ったゴキブリ嫌いの方は若干嫌そうにしていました。
いきなり出てくるとびっくりするので、苦手な方は「いるかもしれない」と事前に覚悟してから入園するのが良いかもしれません。
犬連れの方
カエルが園内に放し飼い(?)にされている展示の特性上、誤って食べてしまう事故を防ぐため、犬と一緒に入園することはできません。
周辺は犬を連れて楽しめるスポットも多いため犬連れの方も多かったですが、KawaZooに入園する際は車内などでお留守番してもらっているようでした。
園内はそこまで広くなく、そこまで見学に時間もかからないと思います。
駐車場も木陰が多いため、真夏以外の時期は対策をすれば車内のお留守番も大丈夫かもしれません。
ちなみに、盲導犬や聴導犬のような犬の入園は可能のようでした。
周辺観光スポットは?
KawaZooは少しアクセスしづらいところにあるということもあり、せっかく来たなら周辺の観光スポットも周りたいですよね。
KawaZooは河津町の中でも七滝(ななだる)という地区にあり、その名の通り周辺には7つの滝があります。
天気が良ければこの7つの滝を見学するのがおすすめ。季節によってはライトアップなどのイベントも行っているかもしれません。
意外と迫力のある滝で、7つすべて回らなくても満足感があります。
まずは近くの滝からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
伊豆半島はジオパークに登録されているということもあり、滝周辺でもこのようなユニークな地形を解説つきで見ることができます。
KawaZooから程近いところにあるこちらの大滝は特に見応え満点。
滝のすぐ近くは旅館の私有地となっており展望台から見ることしかできませんが、宿泊者は滝の手前にある温泉を楽しめるそうです。
滝の周辺の岩壁は全て藤で覆われていたので、ゴールデンウィークごろに訪れると一層綺麗な風景が待っているかもしれませんね。
あいにくの天気で滝に行けない時は、周辺に点在するお食事所に行ってみましょう。
どこもこじんまりとした、温かみのある懐かしい雰囲気のお店です。
特におすすめのメニューはワサビ丼。
伊豆の名産のワサビをすりたてでいただくこの料理では、チューブのワサビにはない、辛さの奥のまろやかさを感じることができます。
周辺の食事どころであれば、どのお店にもたいがいあると思うので、お店は雰囲気が好みのところから選べば良いと思います。
私の入ったお店は地元のテレビ番組から孤独のグルメなどの全国区のものまで、ロケに訪れた様々な方のサインが壁にずらっと飾られていました。
ニッチな観光スポットKawaZooに行こう!
カエルのみを展示しているという、全国的にも珍しいニッチな観光スポットKawaZoo。
展示方法もユニークなものが多く、小さい展示館ながらも十分楽しめます。
伊豆に訪れる際は少し足を伸ばして、体験型カエル館KawaZooに行ってみてはいかがでしょうか。
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