【大学受験】前泊の予約はいつする?選び方やホテルが取れない時の対処法
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
地方出身の大学受験生にとって、前泊するかどうかは大きな問題。
私自身は静岡県から東京の大学を受験した際、すべての大学の受験で前泊しました。
地元から東京の大学まで新幹線通学している子もいるので、必ずしも前泊する必要はなかったのですが、結果として前泊してよかったと思っています。
2月から3月の頭にかけては受験ラッシュなので、結果的に2月はほぼホテル暮らしです。
そんな大切な期間を長期で過ごすことになる前泊のためのホテル。選ぶ際はどのようなポイントに注意すれば良いのか、また予約はいつすればいいのかなどをご紹介します。
<目次>
前泊ホテルの予約時期
前泊のホテルの予約は、早い人では夏休みごろから始めます。しかし、夏休みにはまだ志望校が決まっていないことがほとんどです。
ここではいつ予約をするのが良いのか、予約時期ごとにみていきたいと思います。
夏休みごろ
夏休みごろにホテルを予約する1番のメリットは、予約がほぼ必ず取れるという点。
受験本番まで約半年あるので、予約が取れないことはほとんどありません。
一方でこの時期は学力が変化しやすい時期でもあります。第一志望が変わらなかったとしても、併願校は受験本番までに変わることが多いです。
そのため、この時期に予約する際のポイントは
・キャンセル料がかからない、もしくは安いところを選ぶ
・前泊の予約をする大学を吟味する
ということです。
志望校の変化に対応できるようキャンセル料をチェックしたり、ほぼ確実に受験することが決定している志望度の高い大学の前泊のみを予約したりすると良いと思います。
11〜12月
おそらくこの時期に予約する方が比較的多いのではないかと思います。私自身もこのくらいの時に前泊するホテルを決定しました。
この時期の予約のおすすめポイントはバランスの良さ。
すぐに願書の取り寄せや提出が始まる時期ということもあり、ある程度志望校は固まっているけれどまだホテルの予約もなんとか取れることが多いです。
しかし念の為キャンセル料はなるべく低いところを選んでおいた方がいいでしょう。
共通テスト後
この時期は志望校が確定しているため、キャンセルの心配をせずに予約することができます。
キャンセル料を気にする必要がなくなることで、同じ料金でより快適な環境のホテルに宿泊できたり、より立地のいいホテルを選んだりすることができます。
一方で予約が取れないリスクが比較的大きいのもこの頃。
すべての大学の前泊予約をこの時期にするのではなく、志望順位の低い併願校のみをこの頃に予約するのがおすすめです。
予約が取れなかったらどうする?
予約が取れなかった時にできることは主に2つあります。
もう少し待つ
予約時期によっては勇気を出してもう少し待つのも手かもしれません。
11月〜12月ごろ以前の予約であれば、共通テストの結果によって志望校を変えたり、ギリギリで推薦合格が発表されて受験を取りやめたりという可能性も0ではありません。
予約が取れなかったホテルも諦めてしまうのではなく、予約キャンセルが出ていないかを定期的にチェックしてみるといいと思います。
マンスリーアパートなども選択肢に
志望校が多く受験が長期にわたる場合は、ホテルではなくマンスリーアパートでの宿泊も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
多くの受験生はホテルに宿泊するため、マンスリーアパートの方が予約が取りやすいと思います。
前泊ホテルの選び方
それではいよいよここからは、具体的にどのようなポイントに注意して前泊するホテルを選べばいいのかを解説していきます。
キャンセル料
重要度★★★
先述の通り、共通テストの結果や学力の伸び、志願者倍率などによって志望校は直前まで変わる可能性があります。
前泊するホテルはキャンセル前提くらいのように考えて、なるべくキャンセル料が0に近いところを選びましょう。
受験校までの乗り換え
重要度★★★
特にあまり大都市に行く機会のない地方出身の方が都会の大学を受験する際は、乗り換えの有無に注意してください。
ホテルから受験会場までの道のりを調べる際は所要時間を重視したくなりますが、実際に重要なのは乗り換えの回数だと思います。
特に東京駅や新宿駅などの大きな駅での乗り換えは、駅構内で道に迷う可能性があります。
当日乗り換えがうまくいかないと精神的にも負担になりますし、会場への到着が遅れる可能性も考えられるため、なるべく乗り換え回数が少ないホテルを選ぶことをおすすめします。
最寄り駅までの距離
重要度★★★
前泊の際は着替えや参考書など、荷物が多くなる傾向にあります。
最寄り駅までが遠すぎると重い荷物を持って長い距離を歩くことになるので、最寄り駅までの距離も調べておきましょう。
周辺施設
重要度★★★
受験当日のお昼ご飯を買うためのコンビニやスーパー、パン屋さんなどがあるかチェックしておきましょう。
「ホテルの周りになくても、受験会場の近くで買うから大丈夫。」と考える方もいるかもしれませんが、会場近くのコンビニは売り切れる可能性があります。
当日の安心のためにも、前日夜にホテルの近くのコンビニなどで購入しておくといいです。
また、鉛筆や消しゴムなどを万が一忘れてしまった際に買えるようなところ、長期で宿泊する場合はコインランドリーがあるかなどもチェックポイントになります。
部屋に机があるか
重要度★★
実際には受験で疲れてしまい、次の受験に備えてガッツリ勉強をするのは難しいかもしれません。
しかし、単語帳を開く、苦手な項目を見直すといった軽い勉強の際にも、机に向かって座った方が勉強しやすいと思います。
狭くてもいいので部屋に机があるかどうかを確認してから予約してください。
部屋の照明
重要度★★
ホテルはリラックスできるように部屋の照明が暖かい色になっていることがあります。
しかし勉強をする際にはこのような色の照明は適していません。
机の手元の灯りだけでもいいので白っぽい色の照明があるか確認しておくと良いと思います。
朝食サービス
重要度★★
朝食サービスがなくてもコンビニなどで朝食を購入したり、近くのカフェのモーニングを利用したりしても良いのですが、あれば便利なサービスです。
受験は長丁場になるので、朝食はなるべくしっかりしたものを食べたいですね。
受験生専用サービス
重要度★
ホテルによっては受験での宿泊者を対象に、加湿器の貸し出しやモーニングコールなどのサービスを行っていることもあります。
なくても工夫でどうにかなる部分ではありますが、なるべく良い状態で受験に臨みたいという方はチェックしておくと良い項目かもしれません。
前泊ホテルの選び方がわかったら
ここまでで前泊の予約はいつごろすると良いのか、またホテルを選ぶ際のポイントについて紹介してきました。
ホテルの選び方がわかったら、次は以下の点も確認しておくと良いと思います。
大学受験に前泊って必要?メリットとデメリットは?
受験前泊の持ち物や食事、ホテルでの過ごし方は?
上智大学を受験するなら前泊はどのホテル?
地元の大学と都会の大学、進学するならどっち?
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【経験談】大学受験は前泊した方が良い!メリットとデメリットは?
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
地方出身の大学受験生にとって、前泊するかどうかは大きな問題。
私自身は静岡県から東京の大学を受験した際、すべての大学の受験で前泊しました。
地元から東京の大学まで新幹線通学している子もいるので、必ずしも前泊する必要はなかったのですが、結果として前泊してよかったと思っています。
2月から3月の頭にかけては受験ラッシュなので、結果的に2月はほぼホテル暮らしです。
そんなに慣れない場所で過ごして体力や精神面はどうだったのか気になる方も多いと思いますので、受験を終えて考える前泊のメリットとデメリットを紹介します。
<目次>
前泊のメリット
睡眠時間を最大限確保できる
受験会場までの移動時間が短縮できるため、当日の朝ギリギリまで眠っていることができます。
普段は早起きが得意だという人であっても、受験の緊張で前日寝つきが悪かったり、途中で起きてしまったりするかもしれません。
朝起きられるか心配という方は、モーニングコールサービスのあるホテルを選ぶという方法もあります。
交通麻痺に巻き込まれづらい
受験会場までの距離が近い分、公共交通機関に乗る時間や乗換回数を削減することができます。
田舎に比べると電車の本数が多いのが魅力の都会ですが、乗る人が多い分トラブルも田舎より多いです。
受験シーズンは冬真っ只中。
人為的なトラブルがなかったとしても雪で電車に遅れが生じたり、満員電車に長時間乗ることで余計な疲労が溜まったり、それによってインフルエンザなどに罹患しやすくなったりする可能性もあります。
雪国出身の方は都会の雪なんてたかが知れてると思うかも知れませんが、普段雪があまり降らない地域は積雪を前提とした設計がされていません。少しの雪でも交通への影響は大きいです。
受験会場までの道のりをチェックしておける
前日に現地についているので、ホテルから受験会場までの道のりを前日のうちにチェックしておくことがあります。
多くの大学で、受験当日は最寄り駅に案内看板を持った人を置いているため迷うことは少ないかも知れませんが、前日に実際行ってみるだけで安心することができます。
ホテルによっては受験生に特化したサービスも
広い机や加湿器、勉強用のデスクライトの貸し出しなど、受験生向けに特別サービスを打ち出しているホテルもあります。
ホテルに前泊することで前日に良い環境で勉強ができないのではないかといった心配は入りません。
むしろ前泊をすることで落ち着いて良い環境で最後のチェックをできるかも。
前泊のデメリット
費用がかさむ
交通費+ホテルへの宿泊となればもちろん費用はかさみます。
特に難関大学を目指していれば受験料だけで20万を超えることなんてザラにあり、晴れて合格すればさらに入学金や授業料、大学生活スタートに向けたアパートの敷金礼金やノートパソコンの購入など、受験シーズンはとにかくお金がかかります。
無理はできませんが、前泊の費用が心配という場合は志望度合いの高い数カ所や受験日が連続している期間だけ宿泊にするのも良いかも知れません。
安いホテルでもある程度最低限の設備はあるのでなるべく安いホテルをチェックしてみたり、私のように受験日程の影響でほぼ1ヶ月宿泊になるといった場合はマンスリーアパートを調べてみたりしてから決めても遅くはないと思います。
雰囲気に圧倒されるかも
受験シーズンの大学周辺のホテルは、同じ大学を受験する生徒が泊まっていることも少なくありません。
エレベーターで一緒になった時などに特に何も思わないタイプならいいのですが、「めっちゃ偏差値高い学校の制服じゃん!」とか「あいつの方が頭良さそう……。」とか思っちゃうタイプの人にはきついかもしれません。
しかし、当日受験会場に行けばどっちにしろ同じ大学を受験するやつだらけなので、逆に予行練習になるかも……?
結論
私は費用が工面できるのであれば、絶対に前泊をおすすめします。
受験は自覚している以上に心身ともに疲れるものです。
前泊に関わらず、少しでも心身に余裕が生まれるものは積極的に取り入れるべきだと思います。
受験に本気であればあるほど、受験する大学への思いが強ければ強いほど、前泊して得られる効果も大きいのではないでしょうか。
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【ベランダ⁉︎】家で勉強集中できない問題を解決!家の中の集中しやすい勉強場所5選
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
私は静岡県の田舎から上智大学に進学したため、大学受験はもちろん独学、近くにカフェやマックもない上、高校への通学には40〜50分程度かかっていたため高校の自習室も使えず、受験勉強は自宅で行っていました。
しかし、やはり避けては通れないのが家で勉強集中できない問題。
ずっと同じ場所で継続して勉強をしていると、集中力は切れやすくなってしまいます。
そこで私のように自宅以外での勉強が難しい方におすすめするのが、家の中で場所を変えながら勉強するという方法。
今流行りのノマドワーカーの家の中だけバージョンです。多分。
一見ダサいやつというか、田舎の負け惜しみ感のある勉強方法ですが、これが案外効果的面なのです!
お金も移動時間もかからないため、都会に住みし受験生たちにもおすすめですよ。
今回は家の中の至る所で勉強し尽くした上智生が、家の中で勉強しやすい場所をランキング形式で紹介します。
<目次>
第5位:庭
一軒家の方限定かもしれませんが、庭での勉強は気分転換にはもってこいです。
天気の良い日は庭で勉強すると、外の空気を吸いながらリフレッシュしつつ勉強をすることができます。
問題は通行人の目が気になるということ。
車通りや人通りの多い道が近ければ近いほど、通行人の視線が痛いです。
加えて、田舎であればあるほど勉強中に声をかけられる率が上がります。
田舎のおばさまは近所の人を見つけると話しかけるものなのです。
人と話して気分転換になるかもしれませんが、効率は下がります。
赤本を解こうものなら、数日で近所中に志望校がバレます。
完全に外から見えない中庭のような形式の庭なら集中できるかもしれません。
第4位:自室
勉強場所の定番、自室が4位にランクイン。
自室の強みはなんといってもその快適さでしょう。
エアコンなどの空調完備、勉強に必要なものは手の届く範囲になんでもある、部屋の中には一人だけ……。
しかしその快適さがあだとなってだらけてしまったり、なんでもあるがゆえに誘惑も多くなってしまったりします。
リラックスして勉強したい時には良いかもしれませんが、シャキッと背筋を伸ばして勉強したい時には向いていません。
第3位:玄関
玄関は適度に外であり中である感がちょうど良いです。
気分転換にもなるけれど、庭と違って人の目は気にならない。
私は折り畳みのちゃぶ台と座布団、手元のライト、扇風機の装備で玄関で勉強することで高校受験の夏休みを乗り切りました。
ある程度の広さでコンセントのあることが条件になるかもしれません。
第2位:お風呂場
お風呂場は盲点だけど結構勉強しやすい!
私の実家のお風呂場は浴室暖房&冷房がついていたため、一年通して快適でした。電気代は知らないけど。
勉強するときはこんな感じで水を抜いた浴槽内にお風呂用の椅子を置き、お風呂の蓋を机がわりにしていました。
今見るとちょっと頭おかしめの子に見える。
第1位:ベランダ
ベランダ勉強は全受験生に取り入れてほしい。
受験生は何かとメンタル面が不調になりやすいと思います。
幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が心身を安定させてくれる効果を持っているのですが、このセロトニンを分泌させるのに有効なのが日光浴。
うつ病の治療の一環として光療法や散歩が取り入れられることもあり、効果は折り紙付です。
なかなか外出の機会がなく、家にこもりきりで勉強している受験生もいるかもしれません。
ベランダで勉強することで日光を浴びながら勉強でき、セロトニンによるメンタルの安定も期待できます。
これは庭で勉強しても期待できる効果ですが、ベランダの方が外から見えにくいことが多いため、よりおすすめです。
外気温の影響をもろに受けるのが難点ですが、夏だったら朝夕の涼しい時間のみ、冬だったらお昼頃のみベランダを活用するという方法も。
単語の確認のような簡単な勉強だけだったら、安価でも良いのでこのようなミニテーブルがセットになった折り畳みの椅子が一脚あると便利です。
番外編:神社
家の中ではないのでランキングからは除外しましたが、田舎でも大体ある神社もおすすめ勉強スポットです。
なんとなくご利益もある気がします。
私はメンタルが終わってたので夜9時くらいから神社の鳥居についている電灯の下に座って一問一答を解いてましたが、偶然夜神社に来た人を驚かせてしまうので、時間は選んだほうがいいです。てか普通に夜神社は危ない。
家の中で勉強するときのおすすめグッズ
今回紹介したランキングの中で、玄関や庭、ベランダでの学習はこういったアイテムがあるとおすすめです。
折り畳みテーブル
玄関では収納しやすいロータイプ、庭やベランダは使いやすいハイタイプ+折り畳み椅子がおすすめです。
電池式or充電式のライト
コンセントのないお風呂場などでも使える電池式・充電式のライト。
なくても困らないけれど、あったほうが快適だし目も疲れづらいと思います。
受験は最悪落ちてもどうにかなるけど、一度失った視力はどうにもなりません。
家中をフル活用しよう!
「家以外 勉強場所」で検索しても、図書館やカフェ、ファミレスしか出てこなくて怒りを感じている田舎民も、カフェやファミレスだと店員さんやお店の回転率が気になっちゃって勉強できないタイプの人も大丈夫です。
家の中でも場所を変えて気分転換することはできます。
家中をフル活用して、受験を乗り越えましょう!
参考書の費用を抑えたい方はこちらの記事(【田舎VS都会】東京の大学生が考えるそれぞれのメリットデメリット - おちゃまるの頭の中)、地方の大学と都会の大学、どちらに進学するか迷っている方はこちらの記事(高い!参考書・問題集の費用を節約する方法5選 - おちゃまるの頭の中)もおすすめです。
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政治経済は不利?上智大学生の考える政経が向いている人やメリット・デメリット
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
私は政治経済選択で上智大学、金沢大学、立教大学などの様々な大学を受験しました。
「政治経済は受験できる大学の選択肢が狭くなる」「日本史・世界史選択に比べて不利」「時事問題の対策が難しい」など、政治経済受験を否定的に見る言説を多く目にしてきましたが、私自身は受験中も、大学入学後も政治経済を選択していて良かったと感じる場面が多いです。
そこで今回は
・政治経済は本当に受験で不利なのか
・政治経済受験のメリット・デメリット
・政治経済を選択すべき人
について書いていきます。
<目次>
政治経済は受験で不利なのか
なぜ政治経済は受験に不利と言われるのでしょうか。
よく挙げられる理由に
・受験できる大学が少ない
・点が取りにくい
・受験者数が少ない
→参考書や情報も少ない
・高校によっては日本史や世界史ほど受験対策を授業内で行わない
などがあります。
これらは半分は本当で半分は嘘だと思っています。
確かに政治経済で受験できない大学はあります。
しかし私立最難関に位置する早稲田、慶応、上智、MARCHは政治経済で受験可能な学部・受験方式が存在します。
点が取りにくいというのも時事対策などが関係しているかもしれませんが、単純に対象となる歴史が短い点や文化などは含まれない点では日本史・世界史よりも学習しやすいでしょう。
特に人名や事件名などは日本史と世界史に比べて圧倒的に馴染み深いものが多く、普段からニュースを見るのが好きな人にはおすすめです。
高校の授業で扱わないというのも壁の一つかもしれません。
しかし、受験生のなかですべての科目内職せずに受けている人は少ないのではないでしょうか?
結局は授業に頼らずに、自分の志望校に合わせたレベルの学習をしていく必要があるので、授業内容自体はそんなに関係がないのではないかと思います。
ちなみに私の高校時代も政治経済受験はクラスに私含めて二名のみ、政治経済の担当教員は一人、しかも退職後の再雇用だったため昼休みや放課後はもういないことが多いような状態でした。
確かに選択者は少ない
先述のように確かに選択者は少ないです。
例え受験とはいえ、みんなが選ばない選択をするのは勇気がいると思います。
しかし、逆にいえば政治経済の受験者も少ないということ。
少し勉強すると一気に全国順位が上がったりする点はモチベーションにつながりやすいです。
難関大・国公立大学に合格することに全く問題はない
例えば国立大学で言うと
・金沢大学
・筑波大学
私立大学では
・上智大学
・立教大学
などは政治経済での受験が可能です。(執筆時の状況です。必ず最新・公式の情報の確認をお願いします。)
他にも様々な学校を政治経済で受験することが可能なため、政治経済受験=難関大学・国立大学の受験はできないと言うことではありません。
政治経済受験のメリット
ここまでで政治経済受験だからといって必ずしも不利となる訳ではないとお分かりいただけたでしょうか?
ここからは政治経済で受験することにどのようなメリットがあるのかをお伝えしていきます。
用語が覚えやすい
日本史や世界史は用語が覚えにくいから苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
同じ苗字が何人もいたり、しかもみんな似たような名前で読み方をわかりずらかったりして覚えられない、世界史に至ってはカタカナばっかりでみんな馴染みのない名前、なかなか頭に入ってこない……。
その点は政治経済では心配がいりません。
多くの人名は日本人で比較的最近の人。馴染み深いぶんスッと頭にも入ってきます。
イメージしやすく、理解しやすい
政治経済の用語は近年の出来事が多いです。
中には自分が生まれてからの出来事で用語になっているものも。
そういった用語はある程度前提知識を持っているものも多く、少しでも記憶に残っていれば興味を持って楽しく勉強しやすくなると思います。
私は教科書で紹介されている出来事について両親や祖父母に聞くことで、歴史的事実に家族のエピソードが加え、より覚えやすくしていました。
対象の年代が狭い
日本史や世界史より対象となる年代が狭いのは大きなメリット。
「その分深く学ばなければならないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、あくまで政治と経済分野についてのみ。文化などの知識は問われません。
また難関大学であれば政治経済でなくても非常にニッチな知識を問う設問があることも少なくないため、結局細部まで理解しなければならないということに変わりはないと思います。
大学に入ってから役に立つことも多い
私自身政治経済で受験して良かったと一番感じる理由がこれです。
もちろん日本史や世界史が役に立たないわけではありませんが、特に政治経済の知識は大学に入ってから役に立つ場面が非常に多いと感じます。
日常生活で役に立つ
政治経済で身につけた現代の知識は、日々の時勢やニュースを理解するのに非常に役立ちます。
政治経済は単に法律や制度を覚えるだけでなく、それらの成立の背景はどのようなものだったのかを理解する必要がありますが、その流れは今現在まで脈々と続くものです。
背景知識があることで現在への理解も深まります。
講義内で役に立つ
大学入学後、講義内で政治経済の知識が役にたつ機会が想像以上に多かったです。
学部にもよる部分はあると思いますが、文系の学部学科でしたら必ず役に立つ瞬間があると思います。
特に法律に関する知識は多くの学科に共通して必要になるものです。例え浅いものであってもある程度知っているだけで、大学の講義内容が理解しやすくなったり、レポートを書いている時に「そういえばあんな法律あった気がするな。レポートのテーマに関係していて使えそうだから調べてみよう。」といった、引き出しとしての使い方ができたりします。
政治経済受験のデメリット
では政治経済を選択することによるデメリットはあるのでしょうか。
少数ではあるが、受験できない大学もある
私立大学はほとんど問題ないですが、特に国公立大学では少数ながら政治経済の受験が難しい大学もあります。
すでに第一志望が決まっており、そこが政治経済受験できないという方、まだ第一志望は決まっていないが国公立を受験するというかたは政治経済を選択するかどうか、慎重に検討してください。
情報が変化していく
完全に過去の歴史である日本史や世界史と異なり、政治経済は情報が変化していきます。
必ず参考書は最新のものを使用する、時事問題にアンテナを張るなどの工夫で対応しましょう。
政治経済受験が向いている人
これらのメリット・デメリットを踏まえて政治経済での受験が向いていると言える人はこんな方です。
・日本史や世界史の用語を覚えるのが苦手
・普段から時事問題に関心がある
・法学部や経済学部をはじめ、少しでも法律や経済に関連した学部を受験したい
このポイントに当てはまる方は、政治経済での受験を検討してみてはいかがでしょうか。
自信を持って政治経済を選択して!
受験では不利と言われることもある政治経済ですが、実はメリットも少なくありません。
自分は政治経済での受験の方が向いている!と感じる方は、自信を持って政治経済を選択してください。
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【上智一般合格】おすすめ政治経済参考書一覧【計算・論述も!】
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
この記事では私が政治経済受験で上智大学に合格した際に使用していた参考書を、使用時期やおすすめ度と合わせてご紹介します。
<目次>
インプット系
高等学校政治経済
在籍校で使っていた教科書がこれだったので使用していました。
そこまで使用頻度は高くなく、わからない単語が出てきたときに読み返す感じ。
可もなく不可もない、至って普通の教科書です。
わざわざこの教科書である必要はないと思いますが、全体を網羅する教科書的なものは必要だと感じます。
使用時期:初期
おすすめ度:★★☆☆☆
最新図解政経
使用時期:通年
おすすめ度:★★★★☆
一問一答系
入試に出る政治・経済用語&問題1500
こちらの参考書は問題文も重要単語が赤字になっており、赤シートで隠しながら学習できる点や、図表でわかりやすく情報をまとめたページがあるなど、非常に使いやすかったです。
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
使用時期:通年
おすすめ度:★★★★★
問題演習系
学習事項の整理と問題 改訂版 政治・経済ノート
こちらも学校で使っていたものです。
基礎的な問題が多い、書き込み式のワークとなっており、学習を始めたばかりの方やインプットと並行しながらの使用がおすすめ。
私自身は2周ほどしましたが、時間に余裕がなければやらなくても良いと思います。
使用時期:〜7月
おすすめ度:★★☆☆☆
政治・経済標準問題精講
リンク
問題集の中ではこの参考書を一番使いました。
この問題集の特筆すべきポイントは主に二つあります。
一つはカバー範囲の広さ。
問題の難易度、種類、分野などがバランスよくなるよう構成されています。
また実際に大学入試で出題された過去問が多いので、自分がどの大学のレベルなら解けるのかのチェックになったり、モチベーションにつながったりする点もメリットです。
解説の豊富さも特徴と言えるでしょう。
比較的厚めの問題集ですが、問題部分と解答・解説部分が別冊になっており、しかも解説の方の割合が大きめのサイズ感。
問題を解く過程だけでなく、まる付けの過程でも知識を整理することができます。
使用時期:7月〜秋頃
おすすめ度:★★★★★
共通テスト対策
大学入学共通テスト 実戦対策問題集 政治・経済
使用時期:冬休み(できれば10月後半ごろからの使用をオススメします)
おすすめ度:★★★★☆
2次試験対策
政治・経済 計算&論述特訓問題集
使用時期:冬休み〜
おすすめ度:★★★★☆
【番外編】時事対策
時事対策は予備校の冬季直前講習で時事対策を専門でやっているもの、さらにオンラインで受講できるものを活用していました。
時事対策は独学での学習が難しい部分もあり、さらに時事という特性上初期からの対策は難しく、どうしても受験直前期の対策になってしまいます。
時事問題が出題されることで有名な大学を受験する方は対策をしても無駄ではないと思いますが、それ以外の方は時事対策をするくらいなら過去問演習に回した方が効率的ではないかと考えます。
もし時事対策をするのであれば、オリジナルの時事対策専用のテキストをゲットできる予備校の活用をオススメします。
しかし、予備校のプロの講師の方でもあくまでその年その年の予想をすることしかできないため、学習範囲に対する出題確率を考えるとあまり効率的ではないです。
時事対策が必要とあらかじめわかっている人は、直前期に時事対策に時間を取られることを念頭に、早め早めに受験勉強を進める必要があるでしょう。
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【上智大学合格】共テ9割!最強の一問一答の選び方・使い方
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
政治経済での受験ができないと思われがちな上智大学ですが、私は政治経済受験で上智大学に一般合格しています。
上智大学に関わらず、政治経済は勉強のポイントを抑えればグッと点数を伸ばすことのできる科目です。
そこで今回は私の政治経済の勉強方法を、特に一問一答の選び方・使い方に絞ってご紹介します。
<目次>
政経一問一答の選び方
一問一答は参考書の中でも使用期間が長いからこそ、受験終了まで添い遂げられる、納得できる相棒を選びたいですよね。
まずは使い方の前に、政治経済の一問一答の選び方のポイントをご紹介します。
最新版のもの
日本史・世界史と比べて政治経済の特徴は「現在進行形の科目である」ということでしょう。
法律や判例などは日々更新されていきます。
特に早稲田大学などの難関大学は時事問題を出題することがあります。
メルカリや先輩経由で古いものを手に入れるのではなく、最新版の購入をおすすめします。
周辺知識を抑えられるもの
一問一答は使用期間が長いからこそ、なるべく一冊で多くの知識を入れられるものを選ぶと良いです。例えば
・回答だけでなく、問題文中の重要語句も赤シートで隠せるようになっている。
・空きスペースにコラムのような形で+αの知識が掲載されている。
などです。
余白の多いもの
これは後ほど詳しく説明しますが、市販の参考書に「完全に自分に合ったもの」は存在しません。なるべく自分のニーズに近い参考書をカスタムすることが必要です。
自分に必要な知識や自分が理解しやすいまとめ方でまとめ直すことを考えると、びっしりのレイアウトより、多少余白があった方がいいと思います。
また、空間の余白だけでなく文字の太さなどの全体的な余白も長時間勉強する際の疲れ具合に関わってくるので要チェックです。
図や表を使ったまとめコーナーがあるもの
必ずしも文章を通しての理解が最適ではないものもあります。
例えば過去に違憲審査が実施されたものなどは、
・裁判名
・日にち
・対象となった憲法の内容
・結果
などが一覧で確認できる表があった方が理解が容易になるでしょう。
すべて文章で暗記するよりも、適所でよりわかりやすいまとめ方がされているかどうかは一問一答を選ぶ際のポイントになります。
過去問が豊富なもの
一問一答の最後の方に過去問がまとまっていたり、一問一答の問題自体が過去の大学入試で使用されたものだったりする本もあります。
受験勉強をしていると、勉強しているのに思うように結果が出ずに焦る時が必ずあると思います。そんな時に過去問が混ざっている一問一答を使用していると「これを使ってて本当に大丈夫かな?」という疑問を抱く回数が少なくなると思います。
特に難関大学や志望校の過去問が掲載されているものだと、解けるようになった時に自信やモチベーションにつながりやすいだけでなく、過去問演習のフェーズへの移行がスムーズになります。
問題のレベル・出題頻度がわかる
その問題が基礎的な問題なのか発展問題なのか、よく出る問題なのかあまり聞かれない問題なのかがわかる参考書をおすすめします。
理想を言えば全ての知識を取りこぼしなく覚えて本番に臨みたいところですが、実際にはそんな時間がない上、細かいところまで覚え出すと際限なく必要な知識が出てきます。
加えて、入試当日の直前の休み時間に最終チェックをする際は、一問一答を開く方も多いと思います。そういった時も出題頻度が載っていれば、より出やすい問題だけを復習することが可能。
普段の学習の中で優先順位をつけるためにも、また入試直前のためにも問題のレベルや出題頻度は重要な情報です。
実際に私が使っていた参考書は?
ここまでで紹介したポイントを踏まえ、私が使用していた参考書はこちらになります。
一問一答の使い方
政治分野・経済分野に分ける
1日に一冊やることはせず
今週→政治分野
来週→経済分野
再来週→政治分野のチェック&覚えていないところのみ回す
といった方法をとっていました。
やってすぐは覚えたと思っていた単語も、1週間くらいすると忘れてしまうもの。
1週間全くやらない期間を設けてから次の週の初めに本当に覚えているかをチェックすることで、効率的な学習ができると思います。
ある程度覚えるまでは印をつけない
一問一答といえば覚えたものにチェックを入れる方法が一般的ですが、使用初期からそのやり方をすることはおすすめしません。
なぜなら長期記憶ではなく短期記憶として覚えていたものにもチェックを入れてしまうことがあるからです。そして一度チェックを入れるとしばらく確認しなくなったり、確認が雑になったりします。
さらに使用初期はまだ授業で終わっていないものを予習として学習する範囲が広すぎます。
完全に長期記憶になったものだけをチェックするためにも、しばらくはひたすら何周もまわしまくり、理解した語彙が半分くらいになってからチェックをつけ始めるという方法で使用していました。
つける印は周ごとに変える
これも長期記憶として覚えるための方法です。
これは私が実際に使用していた参考書のあるページですが、様々な色のシールでチェックしてあることがわかります。
1回目のチェックは青シール→2回目のチェックは黄色…
のようにすることで、その語句を自分がどのタイミングで覚えたのかが一瞬でわかります。
また、私は基本的に一回チェックがついた問題はしばらく解いていなかったのですが、覚えた時期を色分けすることでどのくらいの期間解いていないのかもわかりやすくなり、同じチェックがついた問題の中でも「この問題は先週チェックしたばかりだからまだ大丈夫」「このチェックは1ヶ月前のチェックだから、そろそろ復習しよう」といった計画が立てやすくなります。
わからないところは自分でまとめる&足りなければ貼る
先ほど一問一答の選び方でも書いたように、自分にとって完璧な参考書はありません。
私は一番コンパクトで持ち運びがしやすく、よく開く参考書が一問一答だったため、この参考書に必要な知識をすべてまとめていました。
例えば表紙は一覧にした紙を透明な養生テープで貼り付けたり
余白の書き込みでも足りない場合は付箋に書いて貼ったり
表紙の裏のページは、授業内で先生が用意してくださったわかりやすいプリントや教科書のコピーを貼ったりしていました。
この透明な付箋は貼り付けても下の情報を隠すことがないのでおすすめです。
完璧な参考書はない
この記事では様々な選び方のポイントや使い方を紹介してきましたが、すべては「完璧な参考書はない」という前提のもとにあると思います。
必要な情報やレイアウトは十人十色。
なるべく自分に適した市販の参考書をベースにしつつ、自分でカスタムすることが一問一答の使いやすさを向上し、愛着につながり、学習頻度も増え、合格に近づくのだと思います。
私は愛着が強すぎていまだに捨てられていません笑笑
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高校の友人と本気で神を目指していた話
こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
さてさて、今年も早いものでもう12月。
12月といえば?(せーの!)
受験生が壊れだす季節!
はい。そうです。受験生が本格的にやばくなってくる季節です。
受験生の教室は10月ごろから混沌とし始めます。
推薦合格する人、その人が目に入ってイラつく一般受験勢、推薦で合格したとたかを括っていたら不合格で絶望する人……。
特に12月は共通テストを目前に控え焦りに焦る時期でもあります。
ちなみに私は、去年のこの時期にJAで買った無花果の苗を落として18にして駐車場で号泣しました。
多分すでにだいぶメンタルにきていた…。(ちなみに無花果はその後無事に芽吹き、今年10個以上の実をつけましたよ!)
さらにこの時期受験生をもう一つ大きな不安が襲います。
それは
志望校全部落ちたらどうしよう…。
ということ。
私と友人もこの不安に襲われ、真剣に考えました。
真剣に考えていたはずなのですが、理論が飛躍し、最終的に辿り着いたのは神になること。
今日はそんな壊れた受験生による、現代の日本社会における理想的な神について書き留めておきたいと思います。
神にすがるほど求めているもの
まずは神になるにあたり、信者に何を課すか、自分が何を重視するかは決めておかなければなりません。
各企業が経営理念を掲げるのと同様です。
そこで私たちは考え始めました。
神にすがるほど現代の日本人が求めているものとはなんだろう?
安定、繋がり、収入、希望…。
色々なアイデアが浮かびましたが、最終的に落ち着いたのは「それって結局幸せなんじゃない?」ということ。
安定や繋がりもつまるところ幸せになるための道具に過ぎないのです。
晴拾雨助
では、人々を幸せにするために神として何をすればいいのか。
さらにいうのであれば、数々の幸せを掲げる宗教がこの世に存在するにも関わらず、その中から当社…じゃなくて私たち宗教を選んでもらうにはどうすればいいのか…。
必要なのは結果。
すぐに幸福という結果を提供することができれば、リピーターは増えるはずです。
私たちはここで神から遠く離れた存在、科学に頼ることにしました。
便利なものが登場すれば利用します。神だっていつまでも紀元前のような生活はしていないはず。化学の産物、スマホの1台くらい所有しているでしょう。
科学から導き出された答えは日光でした。
人は日光を浴びるとセロトニンという物質が作られます。
セロトニンの別名は幸せホルモン。
実際にうつ病の治療に光療法という療法も取り入れられています。
日光を浴びることは少なからず人を幸せにするでしょう。
まずは信者を日の下に出す必要があるようです。
同時に私たちは、先人の知恵からもヒントを得ました。
「情けは人の為ならず」ということわざがあります。
アリストテレスは「人間は社会的(ポリス的)動物である」と発言したと倫理で学習したこともあり、このことわざは案外的を得ているのではないかという考えに至りました。
誰かを助けるという行為は人とのつながりを生むだけでなく、自分たちが所属する共同体の中に相乗効果を生むことになります。
日光とことわざ。
この二つを掛け合わせた結果、私たちが至った結論は
晴れた日はみんなでゴミ拾いをしよう!
さらに
雨の日は室内でボランティア活動をしよう!
という2点。
毎日は難しそうなので、週に一回ほどみんなで集まってこれらの活動に従事すると決めました。
晴耕雨読ならぬ晴拾雨助です。
さて、これにて完璧な宗教が完成しました。
入れば幸せになれる、誰もが求める宗教です。
あとは信者を集めるだけ。そう思っていたのですが、ここで問題が発生しました。
私と友人、どちらが神になるのかということ。
多神教もありますが、やはりCEOや社長などのトップは一人のことが多いもの。
ここまで真剣に考えておきながら、結局どちらが神になるのかが決められずに頓挫してしまいました。
まぁ結局二人とも大学に行けたからいいんだけどね。
どちらかが大学に落ちていたら、この世にまた一つ、強大な宗教組織が生まれていたのかもしれません……。
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