おちゃまるの頭の中

上智大学に通う現役大学生おちゃまるが、「いつもの学びをちょっと楽しく」を目指してためになるようなならないようなくだらないことをつらつら書くブログです。

入学したらこれを買え!大学一年で買ってよかったもの

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。
 
 
大学に入学するとそれまでとは大きく生活が変わりますよね。
制服もなくなり、行動範囲も広がり、中には一人暮らしを始める人も。
 
そんな大きな生活の変化を支えてくれるおすすめアイテムを
  • 買ってすぐ活用できる
  • 入学直後でも買える価格
という観点から厳選し、ご紹介します!
 
<目次>

ガジェット系

大学生になると使う機会も増えるパソコンやタブレット端末。
それらをさらに使いやすくしてくれるガジェットの類はおすすめがたくさんあるのですが、とりあえず入学してすぐに買っておくべき二つのアイテムをご紹介します。
 

モバイルバッテリー

まず外せないのがモバイルバッテリーです。
特に低学年の間はどうしても授業のコマ数が多くなるため、いつでも充電できるようにモバイルバッテリーを持っておくことをおすすめします。
 
大学生がモバイルバッテリーを選ぶ際のポイントは2つ。
まずは、さまざまな端子がついていること。
大学内ではパソコンやタブレット端末、スマホなどさまざまな機器を使うと思います。
一つのモバイルバッテリーで全てが充電できると荷物も少なくて済むため、いろいろな端末に対応したものがいいと思います。
 
すでにモバイルバッテリーを持っている方は、コードだけこのような多様な端子に対応したものに変更するのもおすすめです。
友達に貸すこともできて、結構便利ですよ。
 

 
さらに、充電してバッテリーとしても使えるだけでなく、コンセントに直接さしてそのまま充電することも可能なタイプを選ぶことも大切です。
大学によっては机にコンセントがついていたり、食堂などに充電スペースを用意しておいてくれたりすることもあります。
そういった場合はバッテリーとしてでなく、コンセントから直接電気をとって充電できると便利です。
 

 

PCスタンド

続いておすすめするのがPCスタンド。
多くの大学生は授業中のノートテイクをパソコンで行うため、パソコンの画面を見ている時間は意外と長いものです。
そのため、パソコンの画面を見るときになるべく正しく負担のない姿勢でいることが、健康のためにも集中力のためにも大切になります。
 
このように、パソコンの角度や高さを変えられるアイテムを持っていると良いと思います。
 

 
こちらの商品は実際に私も使用していますが、折りたたみ可能で持ち運びやすく、とても重宝しています。
 
ちなみに、そもそもノートパソコンは大学生に必要なのかiPadだけではダメなのかを疑問に思っている方はこちらの記事をお読みください。
私はとりあえずパソコンは持っておいた方がいいのではないかと思います。
 

学生生活で使えるもの

続いては大学生活で使えるおすすめアイテムをご紹介します。
 

楽天銀行・カード

楽天でなくても良いのですが、とりあえず銀行口座とキャッシュカードやクレジットカードは必須です。
 
大学生になるとバイトを始めたり、旅行などで航空券や宿泊券をオンラインで予約したりする機会が増えます。
そのときにカードと口座は持っておくと便利です。
 
調べて自分が気に入ったところで開設すれば良いと思いますが、なるべく利率が良いところをおすすめします。
また、普段ネットショッピングで楽天を使う方は、楽天銀行の口座を持っておくとポイント等で優遇もありお得です。
 

水筒

節約のためにも水筒は持っておくのがおすすめです。
 
大学によってはウォーターサーバーや食堂内で無料の飲み物が提供されていることがあります。
水筒を持っておけば、とりあえず中身が入っていなくてもどうにかなることが多いので是非持っておきたいアイテムです。
 

交通系ICカード

あたりまえに持ってるよ!とお思いかもしれませんが、ICが使えるような公共交通機関のない田舎から都会の大学に進学すると、交通系ICカードを持っていないこともありますよね。
 
都会の電車の乗り換えは複雑な上ホームが広いため、いちいち切符を買うのは相当めんどくさいです。
定期が入らないような大学の近くに住む場合であっても、交通系ICカードを持っておくと大学生活の助けになると思います。
引っ越したらなるべくすぐに入手し、試しにICカードを使ってどこかに探索に行ってみても良いかもしれません。
 
 

ファッション系

高校に比べて校則が緩くなったり、制服がなくなったりすることで、ファッション系のアイテムも揃えておきたくなります。
入学直後はおしゃれなアイテムに目が行きがちですが、本当に買うべきは無難に楽なアイテム!
 

化粧下地

眉毛が描いてあればとりあえず大丈夫だと思っているのですが、アイブロウと共におすすめしたいのが化粧下地。
 
特に、化粧水や美容液などの6つの働きがこれ一本に集約されている優れものです。
 

 
入学直後だと信じられないかもしれませんが、高校より始業時間が遅くなっているのになぜか多くの大学生は朝起きられなくなります。ガチです。
そんな朝でも、このアイテムを塗っておくだけでスキンケアから日焼け止め、下地まで完了できる救世主です。
 
下地とありますが、「バリバリメイクしています!」感は出ずに自然に毛穴カバーをしてくれるため、男女問わずおすすめしたいアイテムだと思います。
 

腕時計

スマホもパソコンも持ち歩くし、腕時計はいらないでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、一つは持っておいた方が安心なアイテムです。
 
なぜなら定期テストのときに、多くの場合はパソコンやスマホの持ち込みが禁止となるから。キャンパス内には時計のない教室も多いです。
 
普段つけないのであれば、シンプルな機能の安価なものでも良いので、定期テストまでに忘れずに入手しておきましょう。
 
 

一人暮らしにおすすめ

大学に入学すると、地元を離れて一人暮らしを始める方もいるかもしれません。
ここからは、実際に私が一人暮らしをしている中で便利だと感じたアイテムをご紹介します。
 

オーブン機能付き電子レンジ

電子レンジより若干価格が上がってしまうオーブン機能付き電子レンジですが、自炊をメインで考えている人には絶対におすすめ
 
一人暮らし用の物件はコンロが一口のことも多いですが、オーブンが使えることで、コンロでスープを作りながらオーブンで野菜とお肉のホイル焼きを作るなどのこともできるのでとても便利です。
 
電子レンジは
  • 自炊をしない人→コンビニ弁当を温められるサイズのレンジ機能のみ
  • トーストくらいは作るかも→トースト機能あり
  • 自炊します!→オーブン機能あり

で選ぶと良いと思います。

 

特にトースト機能に関しては、賃貸はコンセントが少ないこともあるため、レンジ+トースターよりもトースター機能付き電子レンジを選んだ方が便利だと思います。

 

レンジでパスタ

電子レンジでパスタを茹でられるこちらの商品。
 

 
一口コンロのアパートに住んでいる方には必須アイテムです。
 
百均にも同様の商品が安く売っているのですが、説明書通りに水を入れても吹きこぼれてレンジを大掃除しなきゃになったり、使っているうちに熱で歪んできたりしてしまったため、最初からある程度しっかりした商品を購入した方がいいと思います。
 
一人暮らしを始めると、麺類って案外助かる簡単レシピだと実感します。
このアイテムがあると、一口コンロでもレンジで麺を茹でながらコンロでソースを作れるようになります。
 

電気ポット

最初は鍋ややかんで沸かせばいいでしょと思っていたのですが、一人暮らしだとやかんで大量のお湯を沸かすより、ポットの方が便利だと感じます。
 
電気ポットは冷めてきてしまってもボタン一つですぐに再沸騰させることもできますし、吹きこぼれの心配がないためお湯を沸かしている間も安心して別のことができます。
なるべく早めに揃えておくと、QOLの上がるアイテムの一つです。
 
 

買わなくてもよかったもの

反対に、よく買っておくことをおすすめされるけれど別に買わなくてもよかったかも……と感じているアイテムもご紹介します。
 

USB

これは一応買ったものの今のところ出番なし。
 
確かに大学生になると様々なデータを保存したくなるのですが、cloudなどを活用しているためUSBは必要ありませんでした。
卒論執筆時などには活用できるという声も聞きますが、入学してすぐに必要かと言われると微妙……。
 
入学祝いなどのプレゼントには喜ばれると思いますが、自分で入学してすぐに急いで買う必要はないと思います。
おそらく前期の期末の時期になるとレポートをたくさん書くことになると思うので、必要性を感じればそのくらいの時期までに購入すればいいのではないでしょうか。
 
ただ、大学校内にはUSBからしか印刷できないコピー機もあったりするので、人によっては活用できるかもしれません。
 

掃除機

ラグをひいてある時は便利、フローリング1R・1Kだったらクイックルワイパーの方が使いやすいように思いました。
 
なんだかんだフィルターの交換とか、充電やコードとかがめんどくさいかも。
 

テレビ

テレビ番組より、YouTubeの方がよく見るというタイプの方はいらないと思います。
 
テレビの方が画面は大きいですが、大学生の一人暮らしの部屋はそもそも部屋自体が小さいことが多いですし、パソコンやタブレットで見れば十分だと感じる人も多いのではないでしょうか。
 
特に部屋が小さい人、ものが多い人は試しにテレビを購入せずに過ごしてみてから必要かどうかを考えても良いかもしれません。
 
 

先行投資におすすめ

ここまでは入学してすぐ購入できるアイテムをテーマにご紹介してきましたが、ここからは少し価格が上がります。
 
すぐにはいらないけれど、あると生活の質が爆上がりするアイテム余裕があったら購入したいアイテムをご紹介します。
 

食洗機

買ってよかったナンバーワン。
 
1Kの間取りの場合、キッチンは夏暑く、冬寒くなりがちです。
食洗機があることで寒い中お皿を洗う必要もなくなり、自炊のハードルも下がりました。
 
フィルターの掃除などの手入れができるか心配という方もいると思いますが、私の場合はそこまで高い頻度でお手入れしなくてもどうにかなっています。
 
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
大学生でも手が届く価格の食洗機のレビューや、アース線どうする問題などについても書いてあります。

iPadとペンシル

パソコンさえあれば問題なく大学生活を送れますが、iPadとペンシルもあると便利。
 
普段大学へはコンパクトなiPadだけを持って行って、プレゼンや期末レポートの制作は画面も大きいパソコンで行うなどの使い分けも可能になりますし、手書きができることで趣味の幅も広がります。
 
実体験をもとにした使い分け方が書いてあるので、こちらの記事もご参照ください↓

ポップインアラジン

先述のように、私はテレビは置かない派なのですが、ポップインアラジンというシーリングライト兼プロジェクターになるアイテムを導入したことで、大画面で映画やYouTubeを楽しめるようになりました。
 
また、シーリングライトと一体化しているので目覚まし機能で起床時刻に電気をつけたり、電気自体もいくつかの色や明るさに変えることもできます。
 
少し価格は高いですが、受信料を払わなくていいこともあり、余裕があれば購入を検討してみてもいいと思います。
 

 

 
最新版より価格が落ちている旧世代もおすすめ。
 

 

最後に

今回は大学生活を彩る、入学後に買うべきアイテムをご紹介しました。
この記事を参考に、素敵な学生ライフをお送りください!
 
 
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【辞書なしでローマの休日が読める⁉︎】楽しく実用的な英語を!ラダーシリーズのススメ

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

今回は上智大学に一応現役一般合格し、ちょっとだけ英語に自信があるような気がしないでもない高校時代を送っていた頃に愛読していた、ラダーシリーズという書籍をご紹介します。

 

 

【目次】

 

ラダーシリーズとは

ラダーシリーズは、多読をしやすいよう工夫された洋書のシリーズです。

有名な海外の作品から、国内の小説の英訳まで、さまざまなジャンルとレベルの本があります。

 

その名が示すように、Ladder(ハシゴ)を使って一歩一歩上を目指すように、学習レベルに合わせたステップアップを可能としているシリーズだそうです。

 

詳しくはこちらのホームページをご覧ください。

▶︎ラダーシリーズ特設サイト

 

こんな人におすすめ

私自身は中学から現在に至るまで、主に受験や学校で使う英語のリーディング力を上げるために読んでいました。

しかし、長年ラダーシリーズを読んでいると受験以外の目的にも非常におすすめできる本だと感じます。

 

そこでここからは、ラダーシリーズを特におすすめしたい人はどのような人なのかをご紹介します。

 

隙間時間を活用したい

リーディングの勉強というとどのようなものを思い浮かべますか?

 

長文の問題文と難しい設問、長い解答のついた分厚い参考書。

たくさんの単語が載った電子辞書。

場合によっては文法書も必要かも……。

 

このような勉強方法だと、ある程度まとまった時間と場所が必要になり、隙間時間でリーディング力を鍛えるのは難しいと感じるかもしれません。

 

しかし、ラダーシリーズの本はどれもスリムなサイズ感。

後ほど詳しく説明しますが、辞書なし単語帳なしでもすらすら読み進められる工夫がたくさん。

電車に乗っている時などのちょっとした時間でもリーディングをすることができます。

 

そのため、普段からまとまった学習時間をとれず隙間時間を活用してリーディングの学習を行いたい方には非常におすすめです。

 

カタイ勉強は嫌だ

たくさんの本を開くようなとっつきにくい勉強は嫌!もっと楽しく勉強できたらいいのに……。

そんな方にもラダーシリーズはおすすめです。

 

ラダーシリーズは一冊だけでリーディングを始められますし、推理小説から伝記、プリンセス系のお話まで、幅広いジャンルを網羅しています。

楽しんで話を読み進めたい方にはおすすめです。

 

学んだことを実際に使ってみたい・実用的な英語力が欲しい

問題集ばかり解いていると、自分の英語力が実際に通用するのか不安になることはありませんか?

問題集に載っている英文はあくまでリーディング問題として考えられたもの。

実際に使われている英語もこんな感じなの?と疑問に思うかもしれません。

 

ラダーシリーズには設問がありません。

私たち日本人が「問題を解く」という目的でなく、「物語を楽しむ」目的だったり「新しい知識を増やす」目的だったりのために読む本と同じようにラダーシリーズはできています。

 

急いで確実に試験の点数を上げることが目的なのではなく、中長期的に、使える英語力を身につけたい方にはおすすめです。

 

しばらく試験を受ける予定はないけれど、英語力を落としたくない

これまではテストスコアを上げるために勉強をしてきたけれど、一旦目標スコアに達して受験はしばらくお休み。でも英語力は落としたくないなぁ……。

 

そんな方にもラダーシリーズはおすすめ。

 

普段の読書が英語になるだけなので、楽しみながら英語力を維持し続けることができます。

英語学習のついでに新しい小説を読めたり、新たな知識を身につけられちゃいます!

 

ラダーシリーズの特徴

色々な人におすすめのラダーシリーズ。

ここからはなぜラダーシリーズがおすすめなのか、他の本とはどのような点が違うのかについてご紹介します。

 

特徴1|スリムなサイズ感

一つ目の特徴はスリムなサイズ感です。

 

スマートフォンと比べてみると一目瞭然。

写真の本は縦約18cm、横約11.5cm、厚さ約1cmです。



 

通勤通学バックに入れても邪魔にならない、なんならポケットにも入っちゃうようなスリムさで、持ち運びに手間取りません。

隙間学習に最適です。

 

特徴2|辞書なしでも読める工夫

洋書を読もうと思うと、気になるのが単語。

知らない単語が出てきて全然理解できないのではないかと不安になることもありますよね。

 

ラダーシリーズは辞書なしでもスラスラ読める工夫がたくさんあります。

 

①キーワードの紹介がある

本の冒頭に、先に知っておくと読み進めやすくなるキーワードが一覧になっています。

 

キーワードを先に理解しておくことでつまずく回数が減り、ストレスなく読み進めることができます。

 

②登場人物紹介がある

キーワードの紹介の下には登場人物の紹介もあります。

 

洋書に出てくる人物名は、日本人には耳慣れない名前ばかり。

私自身読んでいて「この名前とこの名前、どっちがどっちだっけ?」「これって名前?それとも地名とか建物名?」となることが多々ありました。

 

ラダーシリーズは主要な登場人物名とその紹介が冒頭にまとめてあるため、混乱せずに読み進めやすいと思います。

 

③ワードリストがある

本の最後にはワードリストがまとめられています。

 

このワードリストというのはこの作品に出てくる単語だけをまとめた辞書のようなもの。

レベル1・2ではその本に出てくるすべての語が、それ以上のレベルでは中学レベルを除くすべての語が収録されています。

 

本を読んでいてわからない単語が出てきてもちょっと調べるだけで済み、わざわざ単語帳を持ち歩いたり、スマホで検索したりする手間が省け、読書に集中できます。

 

特徴3|レベル分けがわかりやすい

ラダーシリーズという名前の通り、わかりやすくレベル分けがされているのも特徴です。

レベル分けは写真のようになっています。

 

ワードリストに全ての語が収録されているため、英語学習を始めたばかりの方、中学レベルの英単語に自信のない方はレベル1・2がおすすめ。

また、純粋に作品を楽しみたいという人は実力より少し低いレベルのものから始めてみるとストレスなく読めるかもしれません。

 

【初めての一冊に!】特におすすめの作品

ここからは、実際に読んでみてラダーシリーズの中でも特におすすめできると感じた作品をご紹介します。

ここでは英語に自信のない方でもチャレンジできる、比較的初級レベルのものに限定しました。

 

オズの魔法使い

 最初のおすすめはこちら。

 

 
オズの魔法使いは読んだことはない人でも、あらすじくらいは知っている人も多いのではないでしょうか?
 
前提知識があると読みやすくなると思うので、英語に自信がない人であればあるほど知っている作品をおすすめします。
同じ理由で後述の銀河鉄道の夜もおすすめなのですが、オズの魔法使いは特に「ファンタジー系が好き」「せっかく英語で読むのであれば海外の作品にチャレンジしたい」という方におすすめです。

 

【リスニング力も同時に鍛えたいなら】ローマの休日

続いてのおすすめはこちら。

 

 

ローマの休日は本というよりオードリーヘプバーンが主演を務めた映画の方が有名かもしれません。

 

その有名な映画ですが、実はすでに著作権の保護期間が終了しています。

そのためこの時代の映画はパブリックドメインとして格安DVDが出回っていたり、場合によってはYouTubeなどの無料動画配信サイトで見ることができたりします。

 

映像にアクセスしやすいので、「せっかくならリーディングで終わらせず、どんな感じで話しているのかも聞いてみたい」という向上心あふれる方にはおすすめ。

私も一度映画を見てみましたが、比較的喋るスピードも現代のドラマなどに比べると遅いように聞こえ、聞き取りやすいように感じました。

 

【日本語訳をチェックしたい方】銀河鉄道の夜

最後はこちらの名作。

 

 
英語力に自信がなく、自分だけで読了できるか心配という方、自分がしっかりと読み取れているのか確認したい方にオススメなのが銀河鉄道の夜です。
 
青空文庫というWEB上で無料で著作権切れの本が読めるサイトに、銀河鉄道の夜もアップロードされています。
英文を読んでいて自信がない、どうしても意味がわからない点が出てきたとしてもすぐに日本語版をチェックすることができるため、挫折せずに初めての一冊を読み切りたい方にはオススメです。
 
非常に有名な作品なので、教養としても読んでおいて損はないと思います。

 

英語学習を身近に!

今回は楽しい英語学習に役立つ本、ラダーシリーズをご紹介しました。

ラダーシリーズの魅力が一人でも多くに人に伝わり、英語学習を頑張る方の助けになれば幸いです。

 

また、英語学習に役立つアプリがこちらの記事で少し紹介されています。

時間があるときに合わせてお読みください!

 

ochamaru.hatenablog.com

 

 

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診断書診断書なしでも‼︎ミソフォニア(音嫌悪症)がすべき受験の対策

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

先日、この記事でもお話ししたように、私は人生の大部分をミソフォニアとして過ごしております↓

ochamaru.hatenablog.com

 

 

高校受験も大学受験も、ミソフォニアを持ったまま、全て一般受験で挑みました。

現在所属している上智大学も、一般受験で合格しています。

しかし、私のトリガー音の一つに鼻をすする音があったため、受験にはだいぶ影響がありました。

 

そこで、今回はミソフォニアの大学受験での対策について、経験を踏まえて書いていきたいと思います。

 

【目次】

 

 

私の状態

私の受験時の状況を簡単にまとめると以下のような感じです。

  • トリガー音は鼻をすする音、咀嚼音
  • 周囲からの理解はあまりない
  • 診断書なし
  • 教員への相談もなし
  • 別室受験はしていない
  • 心療内科に通院
  • 高校受験は3校、大学受験は10校以上受験
  • 結果としては、地元の公立高校→上智大学に進学
  • 推薦受験はしたくなかった

 

先生への相談・診断書はなし

なぜ先生への相談や診断書を書いてもらわなかったのかという点についても、こちらの記事(https://ochamaru.hatenablog.com/entry/misophonia)に詳しく書いているのですが、主には

  1. 教員への不信感・諦めがあった
  2. それゆえ診断書の提出の際、ミソフォニアについて教員に相談したくなかった
  3. 高校に通院を止められており、別室受験の申請に診断書が間に合わない
  4. そもそも疾患として正式に認められていないミソフォニアを理由に別室受験をすることに、若干の罪悪感があった

ことが理由です。

 

そのため、この記事はミソフォニアであることを周囲に言いたくない人や、診断書の提出が難しい人にとっては参考になると思います。

 

効果のあった対策

まずは効果のあった対策について紹介します。

しかし、あくまでも私にとって効果のあった対策になるので、自分自身の状態に合わせて参考にしていただけると幸いです。

 

心療内科でのカウンセリング

こちらも先ほど紹介した記事に詳しく書いたので、記事から引用します。

 

色々試しましたが、個人的に一番効果があったのは二つ目の心療内科でのカウンセリングです。

 

私のきっかけが「母からの注意」だったこともあり、自分と他人の差別化、境界の区別を意識するようなカウンセリングが多かったです。

 

自分は自分。他人は他人。

他人が不快に思っていてもそれは自分の感情ではないし、自分が不快に思ったらそれは自分の感情として一度受け止める。

 

みたいなカウンセリングをひたすらやり、日常生活でもトリガー音が聞こえたらなるべくその考えを思い起こすようにしていました。

 

やはりいまだにトリガー音が聞こえたらゾワっとしますが、その感情の動く幅が少し小さくなったし、反応するトリガー音の範囲も少なくなったと思います。

 

はい。

認知行動療法的なものなのでしょうか。

とにかくこの心療内科でのカウンセリングが効果を発揮し、いまだにトリガー音に対する不快感や嫌悪感はありますが、一番酷かった時期に比べるとだいぶマシになりました。

 

イヤホンなしでは乗れなかった電車も、至近距離にトリガー音を発する人がいなければイヤホンをつけずに乗れるようになりましたし、食事の時も必ずイヤホンをつけていましたが、ある程度トリガー音がまぎれるようなガヤガヤした空間であれば、現在はイヤホンなしで食事を楽しめています。

 

心療内科に通院を始めたい、今行っている心療内科が合わないと感じている方は、お医者さんによるカウンセリングをしっかりと行ってくれる心療内科を選んでも良いかもしれません。

 

処方薬一覧と効果

最も効果があったと感じたのはカウンセリングでしたが、病院で処方された処方薬の中にも効果を感じたものがありました。

 

当時飲んでいた全ての処方薬と、それに対して感じた効果を書きますが、飲み合わせや体質によって効果は異なるので、自己判断で飲むのはおすすめしません。

 

レキサルティ

気休め程度に規定量の4分の1出してもらってました。

多分プラセボな効果しかありませんが、一応飲んだぞ!というお守り的な安心感はありました。

 

主治医の先生に副作用に眠気があること、効果が必ずあるとはいえないことなどを説明していただき、規定量よりだいぶ少ない量、かつ服用時間(さらに服用するかどうかも)は体調を見ながら自分で決めてOKという処方のされ方をしました。

 

低用量ピル

確かこの記事でも書いたんだけど、ミソフォニアの有無に関わらず生理に悩むすべての女子に一度検討してみてほしい。

ochamaru.hatenablog.com

 

私は生理痛や生理前の眠気がひどいなどがあったため、産婦人科で受験シーズンは処方してもらいました。

 

直接ミソフォニアの症状が改善するわけではありませんが、ミソフォニア以外の受験の阻害要因を取り除くという意味では効果絶大です。

 

市販薬一覧と効果

当時服用していた全ての市販薬と、それに対して感じた効果をご紹介します。

こちらもこの記事の内容を全て鵜呑みにせず、ご自身の体質などを踏まえて服用を検討してください。

 

ドリエル

こちらは睡眠導入剤的な薬です。

これも本当に効果があったかは分かりません笑笑

 

ミソフォニアでただでさへ集中力が続かないので、眠気による集中力不足を防ぐために試験日前だけ飲んでいました。

 

私は「本当に効果あった?」くらいの効きでしたが、中にはとても効果を発揮する人もいるようです。

そういった場合次の日に眠気が残ってしまわないかなど、受験に全然関係ない日に事前に試しておくといいと思います。

 

カフェイン剤

こちらも眠気による集中力低下防止。

起床後しばらくしても眠い場合は飲んだり飲まなかったり。

 

半夏厚朴湯

これは一つ目に行っていた心療内科で処方されていたため、新しい心療内科に通院し出すまでは市販のものを飲んでいました。

 

ミソフォニアへの効果はわかりませんが、当時あったストレスによる喉の違和感(ビニールがずっと喉に張り付いている感じ)は減りました。

 

築120年、人が住まなくなって20年放置された古民家の埃みたいな味がします。

 

セントジョーンズワート

パッケージに「ハッピーハーブ」と書いてあるので、やばい薬感が否めないですが、西洋では普通に使われるハーブらしいです。

これもミソフォニアそのものに対してというより、受験によるストレス症状緩和のために飲んでいました。

 

お守り程度の効果。

 

前泊

睡眠不足だと集中力が続かないので、地方からの受験ということもあり、前泊をしました。

 

直接ミソフォニアの症状が改善されるわけではありませんが、ミソフォニアの受験上での困難に、トリガー音に集中を阻害されるというものがあると思います。

なるべくトリガー音以外の要因で集中を途切れさせたくなかったので、睡眠不足は絶対に防ぎたいところ。

 

前泊をすることで睡眠時間も比較的長く取れますし、遅延の心配も減り、不安なく眠れます。

前泊に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

ochamaru.hatenablog.com

 

学力を上げる

違う、そうじゃないって声が聞こえる気がします。

まじごめん。

 

 

でも正直これが一番手っ取り早く効果的だったと思う。

 

全くトリガー音のない快適な状態で2ランク上の学校に合格できるくらいの学力にしておけば、受験会場で受験した状態で志望校に合格できるのでは……?

ミソフォニアのせいで40%集中になってしまうのであれば、40%の集中力でも志望校の合格点取れる学力になればいいのでは……?

という考えでした。

 

今思うとあまりにも根性論。

 

ミソフォニアの場合、受験ではトリガー音が問題となるので、①集中しすぎて音が聞こえない状態まで、超短時間で持っていくor②回答中にトリガー音を聞く回数をなるべく減らす(回答時間を短くする)しか、自分でできる対策がありません。

 

①の場合、休み時間にトリガー音が聞こえたらもう集中できないですし、自分で集中しようと思うと余計に集中できなくなるので難しい。

②ならワンチャンあるか?ということで、短時間で解き切る練習をしました。

 

5分に1回トリガー音がなる場合、10分で解き切ればトリガー音を聞く回数は2回ですみます。

 

短時間で解き終わるスピード集中力がなくても合格点を取れるような学力をつけることに全振りしていました。

 

共通テスト利用受験を活用

いわゆる「滑り止め」「安全校」のようなところは、共通テスト利用受験で受験しました。

一回の受験で複数校出願できるので、ストレス対効果は高いと思います。

 

耳を塞ぐ

物理。

でもこれが案外効果あったので一応紹介。

 

なるべく外界の音が聞こえない耳の塞ぎ方を研究し、最も音を遮断できる方法で耳を塞いで解いていました。

 

もうね、他人の視線とか言ってらんないのよ。

 

回答書く時だけ手を離していました。

 

逆効果だった対策

試してみたものの逆効果だったと感じる対策を紹介します。

 

音に慣れようとする

一時期トリガー音に慣れようとして、わざと図書館とかの公共の場で勉強していた時期があります。

 

 

 

マジでやめた方がいい。

 

 

 

だって慣れないもん。

慣れでどうにかなるならこんなに苦労しないよ。

 

先述のように、学力を上げればすべて解決するのでは説が自分の中にあったので、効率を下げてまで不快な環境で勉強するくらいなら、快適な環境で勉強しまくってミソフォニアを凌駕する学力を身につけた方が効率的という結論に至りました。

 

ミソフォニアの受験は簡単じゃない

受験は簡単じゃないっていうか、もう人生が簡単じゃない。

生きてて偉いよ。日常生活ハードモードすぎるよね。

 

ミソフォニアは認知度が低いということもあり、相談できないことも辛さの一つだと思います。

ブログのコメントもツイッターもできる範囲でお返事しますので、私でよければ気軽にメッセージを書いていただければと思います。

 

 

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【ミソフォニア(音嫌悪症)とは】私のミソフォニアとの闘いを振り返る


こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

ミソフォニア(音嫌悪症)という疾患をご存知でしょうか?

 

日本ミソフォニア協会によると、

ミソフォニアとは、特定の音に対して逃避願望や攻撃的衝動の伴う強い否定的な反応(嫌悪、怒り、憎しみなど)を示す障害です。
DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)やICD(国際疾病分類)には記載されていません。
原因は精神的というよりも神経学的と言われています。ミソフォニアの症状を抱える人にとって、その音は決して容易に我慢できるようなものでは無く、何度も音が繰り返されればその場から逃げ出したくなります。

トリガーとなる音の例

・鼻すすり
・咀嚼音
・咳払い
・咳
・くしゃみ
・歯磨きの音
・タイピング音

これらの音は「人が日常的に発する音」や「反復的な音」という特徴があります。そのため、ミソフォニアは日常生活に著しい影響を与えます。

とのことです。(ミソフォニアとは|日本ミソフォニア協会

 

私はおそらくミソフォニアです。

 

ミソフォニアは近年発見、提唱されるようになったばかりの疾患であり、私が探した限り、日本語の論文の中で「ミソフォニア」という単語を含むものが数件、ミソフォニアそのものについて書いた論文はゼロでした。

一般だけでなく、研究者の中であってもほとんど認知度がないのですから、もちろん精神科や心療内科にいっても診断がつく訳ではありません。

 

私自身は自覚症状から自分で調べ、ミソフォニアが最も近い症状だと感じました。

そのため、診断などはついていませんが、この記事では自覚症状として私はミソフォニアなのであろうという前提のもと書き進めていきます。

 

【目次】

 

小学校 音が気になるようになったきっかけ

私がミソフォニアのような症状に悩まされるようになったのは小学校の頃です。

 

私のトリガー音(ミソフォニアの症状を誘発する特定の音)は咀嚼音と鼻をすする音なのですが、どちらも同じきっかけで気になるようになりました。

 

きっかけは母の注意。

当時は私が咀嚼音や鼻をすする音に頓着しなかったため、母が注意することが増えたのです。

 

「人と食事を摂るときはくちゃくちゃ食べない。」など、内容自体は普通にマナーを教えているだけなのですが、私が引っかかったのは注意する相手。

父も同様に咀嚼音や鼻をすする音を立てているのに私にしか注意しないことに、当時の私はとてもひっかかりました。

 

さらに家庭内にはとどまらず、母は家庭外でも注意するようになります。(別に母は悪くない)

特に、児童会などで親が参観する行事でマイクの前に話した後など、周囲の他の親に対して「本当にうちの子鼻すする音がうるさくてさ〜。」的な話を始めます。

それが恥ずかしくて、嫌で嫌で、とても記憶に残りました。

 

 

そして私は意地になります。

逆に気にしすぎるほど二つの音を立てないようにしたのです。

 

自分がその音を立てないようにすると、その音に注意を向けつづけることになります。

そうすると、自ずと自分が立てた音だけでなく、他者から発せられる同様の音も耳に入りやすくなります。

 

そんな生活を続けていたら、いつの間にかその音に対してひどい憎悪のようなものを抱くようになりました。

 

ミソフォニアが聞く世界

冒頭の引用で「容易に我慢できるものではない」という記述がありますが、実感としてはそんな生ぬるいものではありません。

 

私は、ミソフォニアは自他に対してとても暴力的な疾患だと思います。

 

トリガー音を聞いた時の感情は我慢できないというより、憎悪や殺意に近いものです。

 

Twitterでミソフォニアの方のつぶやきを見ても同様のものが多いので、これは私個人の特徴ではなく、割と一般的な症状なのだと思います。

 

トリガー音を聞くたびに汚い感情を抱かざるを得ないわけですが、同時にそれに対して自己嫌悪・恐怖します。

 

 

「なぜ他の人が普通にできていることが自分にはできないのか。」

「相手は悪くないのに、なぜこんなにも嫌悪してしまうのか。」

「この衝動のせいで、いつか本当に誰かを傷つけてしまうのではないか。」

 

 

トリガー音は日常的な音のことが多いので、毎日の生活の中で大部分をこのような思いと共に生きていかなければなりません。

 

また、私は咀嚼音が苦手すぎて、家では1人リビング以外の場所で食事をとっていました。

 

自分が家族団欒を壊しているという自覚はあるのです。

申し訳なくも思っています。

でも、もし一緒に食べたら団欒を壊す以上の害を家族に与えてしまうのではないかという不安も常にあるのです。

 

ミソフォニアという疾患に辿り着く

自分でも「これは気になるとか敏感とかいうレベルじゃない。異常だ。」と思い始め、インターネット上で自分の症状について調べ始めます。

そしてたどり着いたのが「ミソフォニア」という疾患。

 

ミソフォニアという疾患を知った時の率直な感情は、衝撃と安堵、そして絶望でした。

 

 

「こんなに自分の症状と一致することある⁉︎」という衝撃。

 

「他にも同じような症状の人がいるんだ。自分だけが異常なわけではないんだ。」という安堵。

 

「治療法がないんだ。自分は死ぬまでこの症状や感情と過ごさなければならないんだ。」という絶望。

 

 

そうなんです。

ミソフォニアは治療法が確立されていないんです。

 

なんなら原因もわかっていないし、疾患としても正式に認められていない。

 

きっと「ちょっと敏感なだけなのに大袈裟に騒いで、人のせいにして被害者づらすんなよ。」と思う人もいるだろうな、と思いました。

 

中学 最初の壁は高校受験

日常生活では、授業中はただただ耐え忍ぶ、家での食事は1人、学校外では基本的に常にヘッドフォンをつけて外からの音を遮断、などの方法で過ごしていたのですが、それだけでは対処できないことが起きます。

 

高校受験です。

 

流石に受験会場ではイヤホンはつけれませんし、疾患として認められていない以上診断書などを書いてもらうこともできず、耳栓などの使用も許可されません。

 

受験という一大イベントですが、どれだけ準備を重ねたところで、当日トリガー音が聞こえれば自分ではどうすることもできない感情に支配されてしまい、問題を解くどころではありません。

 

心療内科に通うも…

少しでも症状が良くなればと、藁にもすがる思いで訪れたのが心療内科でした。

 

しかし、ここにも壁が立ちはだかります。

 

基本的に中学生以下を診てくれる心療内科は少ないのです。

特に田舎は心療内科・精神科の母数が少ないので、選ぶ余地はありません。

結局、車で40分強かかる心療内科にいってみることにしました。

 

結果としては、あまり効果はなかったと思います。

メンタル系って当たり外れが大きい、というか、合う合わないが大きいと思います。

 

私がこの時通った心療内科は、初診時にカウンセラーの方が少し話を聞き、先生に会う。

その後は毎回うつ病チェックアンケート的なのを解きながら1時間くらい待ち、診察は3分くらいで「じゃあいつもの薬出しときますね。」みたいな感じでした。

 

中学生ということもあり、漢方が処方されたのですが、受験に伴うストレスによる諸症状は改善された気がしなくもないですが、ミソフォニアの症状は全く改善されませんでした。

 

そのまま高校受験をし、まぁ合格したものの、当日は横の人の鼻をすする音がうるさすぎて集中できず、最短で解き、見直しとかはしませんでした。(私がそう感じただけだから、実際はうるさくなかったのかも。しかも受験期は寒いし仕方がない。)

 

高校 養護教諭に通院を止められる

さてさて、ミソフォニアによる地獄はこれからです。

ミソフォニアによる地獄、というより、保健室の先生による地獄だったのかもしれません。

 

一つ目の事件は高校一年の夏に起きます。

私は学校主催の夏休み海外研修に参加する予定でした。

 

研修に応募する際、渡航の際のトラブルを避けるため、渡航時に持っていく薬と処方した病院名を記載した書類を、保健室に提出する必要がありました。

 

私は空港とかで止められるのが嫌なので、念のため持っていく薬は全て、漏らさず書くことにしたのです。

もちろん心療内科で処方された漢方も含めて。

 

しかし、書類を提出した際、養護教諭から予想外の言葉を言われたのです。

 

こんな薬書くだけ不利になるのに、なんで書くんですか?

この病院はスクールカウンセラーの先生も行くなとおっしゃっているので、通院はやめてください。

 

 

 

 

 

ま、まじかぁぁぁ。

 

なんか、中学までの先生にはそんなに個人的な薬とか病院に対して面と向かって批判されたことがなかったので、予想外すぎて何も言葉が出てきませんでした。

 

ちなみに、トリガー音が気になってどうしようもなく、泣きながら保健室に行った際も、「これから仕事なので、来られても困ります。帰ってください。」と言われて教室に戻りました。

 

この二件以降、高校の先生とカウンセラーさんが本当に信頼できなくなり、高校入学後は「ミソフォニアであるということを絶対に気付かれないようにする」ことに全力を注いで生活するようになりました。

 

高校 大学受験をどう乗り越えるか

保健室の先生に通院を止められて以来心療内科への通院をやめていたのですが、大学受験を前にそうも言っていられなくなります。

 

前述のように

ミソフォニア=疾患として認知されていない=診断書でない=受験上の配慮を申し出ることができない

なので。

 

ミソフォニアの大学受験対策については別記事にまとめる予定です。

 

高校生になったことで年齢的に診察できない心療内科も減り、選択肢が増え、それまで通っていたところとは別の心療内科への通院を始めました。

 

そしたらここがすごい自分に合ってた!

 

薬の説明も、どんな症状に対して使われるのか、改善する可能性がどのくらいか、副作用はどんなものがあるかなど、とても丁寧。

薬を処方するかどうかも、どうしたいか、こちらの希望を聞いてくれる。

 

何より良かったのが、毎回比較的丁寧なカウンセリングを、先生自身がしてくれる。

 

ミソフォニアの症状が全て解消されたわけではありませんが、改善された部分も多くありました

 

大学 すっごい快適

なんとか大学受験を乗り越え、大学生になりました。

 

感想はこの一言に尽きる。

 

大学、さいっこう!

 

授業自分で取れるから、なるべくオンデマンド、オンラインにすることでトリガー音への接触機会を減らせる。

お昼は1人で食べてもいいし、イヤホンとかもつけられる。

なんなら授業中「無理だ!」ってなったら席を外しても何も言われないし、「逃げられる」という安心感もある。てか、授業中イヤホンつけてる人とかいるし。

何よりも一人暮らしが快適すぎる。他人の生活音0がこんなに快適だとは。

 

逆に一般企業に就職したらまたあの地獄が戻ってくるのかという不安や、もう誰かとの共同生活は無理だなという諦めもあるのですが、とにかく今はこれまでと比べてだいぶ快適です。

 

効果のあった対策

色々試しましたが、個人的に一番効果があったのは二つ目の心療内科でのカウンセリングです。

 

私のきっかけが「母からの注意」だったこともあり、自分と他人の差別化、境界の区別を意識するようなカウンセリングが多かったです。

 

自分は自分。他人は他人。

他人が不快に思っていてもそれは自分の感情ではないし、自分が不快に思ったらそれは自分の感情として一度受け止める。

 

みたいなカウンセリングをひたすらやり、日常生活でもトリガー音が聞こえたらなるべくその考えを思い起こすようにしていました。

 

やはりいまだにトリガー音が聞こえたらゾワっとしますが、その感情の動く幅が少し小さくなったし、反応するトリガー音の範囲も少なくなったと思います。

 

詳しくはこちらの記事にまとめました↓

【こちらもおすすめ】ミソフォニア対策の全て

ochamaru.hatenablog.com

 

 

ミソフォニアは社会でどうあるべきか

さて、ここまで私のミソフォニアとの戦いを書いてきましたが、最後はミソフォニアと社会の関係性について、私の考えを書いて終わりにしたいと思います。

 

現実的に考えて、社会の側がミソフォニアに配慮するのは難しいと思います。

トリガー音は日常的な音で多様な音が含まれるからです。

 

しかし、社会の中でミソフォニアが生きるのはあまりにも辛いです。

理想は治療法が確立されることですが、それにはまだまだ時間がかかるでしょう。

 

私は、まだ辛いと感じる時はあるものの、大学入学後はミソフォニアでも少し生活が楽です。

それは私自身が変わったのではなく、環境が変わったことが要因だと思います。

 

音を避けやすい環境、自分の生活環境に対する裁量の多さなどなど、ミソフォニアのままでも過ごしやすい環境になりました。

 

 

足を骨折してしまったら、出歩けません。でも、骨折したままでも松葉杖や車椅子があれば出歩けます。

道が悪ければ車椅子では自由に動けません。でも、車椅子のままでも広くて平らな道ならば活動範囲が広がります。

 

同様に、治療法がない今、ミソフォニアを直すことよりも、ミソフォニアのままでも過ごしやすい環境に身を移す方が簡単なのではないでしょうか。

 

大学受験など、避けては通れない、環境を変えられないイベントについては課題が残ります。

 

しかし、社会全体が一般的な価値観や他者からの評価ではない、自分軸で自分のために環境を変えられるような、もう少し寛容な社会になると、ミソフォニアに関わらず多くの人にとって生きやすい社会になるのではないかと思います。

 

 

 

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【3冊で上智合格】共通テスト/2次のおすすめ漢文参考書

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

私は3冊の参考書で共通テストを利用して上智大学に合格しました。

私の受験遍歴について興味のある方はこちらをどうぞ↓

 

ochamaru.hatenablog.com

 


 

漢文は共通テストの国語では4分の1の配点をもつものの、2次試験では出題しない大学も多く、なかなか学習に身が入らないこともあると思います。

しかし、一問の配点が高いため得意科目にすれば共通テストには活かせます。

そして共通テストである程度点が取れれば共通テスト利用で受験できるため、受験時の身体的・経済的負担が減ります。

 

今回は私が実際に使っていた漢文の参考書を使用時期やおすすめポイントとともに紹介するので、ぜひ漢文の学習に役立てて下さい!

 

【目次】

 

基礎〜|精説漢文

使用時期:なるべく早く〜最後まで

漢文独特の句形・語句を覚えていないと漢文には太刀打ちできません。

この本は私の所属していた高校で全員が使用するものだったので使い始めたのですが、基礎的な句形・語句を覚えるためには非常に適していると思います。

 

基礎編句形編語彙編入試編からなっており、それぞれのパートの私のおすすめポイントは以下のようになっています。

 

基礎編|基礎がとても丁寧

まさかの「なぜ漢文を学ぶのか」から始まる丁寧さ。

再読文字などの漢文を解くためのはじめの一歩を丁寧に解説しています。

 

句形編|暗記だけじゃない情報量

返り点の位置、読み、意味だけでなく、例文やその矩形に使われている漢字の主な読みなど、様々な情報が一元化されています。

「疑問と反語の見分け方」など、つまずきやすいポイントはそれぞれ解説コーナーが組まれた上で例題に取り組める構成になっており、スムーズなステップアップが可能。

余分な挫折感を味わう必要がありません。

 

語彙編|124語という豊富さ

重要レベルによって分けられている部分と、「複合語」「漢文常識語」などのジャンルによって分けられている部分があります。

語彙について覚える時もレベル分けによって効率的に覚えやすいことに加え、「これってどういう意味だっけ?」と後から疑問に思った時も検索しやすい構成だと感じました。

 

入試編|これ一冊で実践まで

薄いからと侮るなかれ。

なんと学んだ知識を定着できるアウトプットパートもついています!

基礎知識はある程度定着してきたけど、実際に過去問を解くとあまり点が取れない……。」という悩みに応える、インプットと実践の間に位置する問題が集められています。

 

初期はその日学習した句形・語彙に関連する部分を解いて定着度テストのように使うも良し、基礎知識を全て入れてから苦手な分野のチェック・総合チェックのように使っても良し、入試直前に最終ミニテストとして使っても良し。

使い勝手が良い難易度や分野の問題がそろっていると思います。

 

 

共通テスト|マーク式基礎問題集 漢文

使用時期:夏休みごろor冬休み

共通テスト独特の型というか、「同じ漢文でもこういう視点からの問題を出してくるのね。」という点の理解に使えます。

 

おすすめの使用時期は夏休み、もしくは冬休み

精説漢文を何周かして、「実際に出る問題にチャレンジしてみたい!でも漢文道場は少し難しいかな……。」という場合は夏休みの使用がおすすめ。

一方で共通テストの得点を伸ばしたい場合は直前の冬休みの使用がおすすめです。

 

 

得意科目へ|Z会 漢文道場

使用時期:夏休み〜

共通テストで漢文を安定的な得点源にしたい人、2次試験で漢文が出題される方におすすめなのがこの参考書。

問題編と同じくらい豊富な量の解答編が付属しているのがポイントで、さらっと何回も解くというよりはじっくり解答と向き合って理解を深めていくような使い方をしたい一冊です。

 

基礎から応用まで、比較的広い範囲の問題が収録されているため、夏休みごろから手の届く範囲で取り組むと良いと思います。

 

 

漢文を得点源に!

高校の漢文の課題をしっかりとこなしつつ、この3冊を使えばある程度まで漢文が解けるようになると思います。

「古文でもいっぱいいっぱいなのに漢文なんて……。」と思うかもしれませんが、読めるようになってくると案外楽しいものです。

 

ぜひこの記事を参考に、漢文を得点源にしてみてください!

 

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【現役上智大生】上智大学受験におすすめの前泊ホテルの選び方

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

私は静岡県から上智大学を受験した際、付近のホテルに前泊して受験をしました。

そこで今回はその経験を踏まえつつ、上智大学を受験するときの前泊ホテルの選び方についてご紹介します。

 

<目次>

 

上智大学以外も】基本の選び方

上智大学以外の受験の際の前泊にも共通する、ホテルの選び方のポイントはこちらの記事にまとめてあります。

今回は特に上智大学を受験するときに注意するべきポイントだけをまとめてあるので、まずはこちらの記事をお読みください。

https://ochamaru.hatenablog.com/entry/zenpaku.erabikata

 

受験会場までの交通手段を決める

受験会場までの交通手段を決めると、ホテルも選びやすくなります。

上智大学を受験する際に考えられる会場までの交通手段は、主に3つです。

【一番おすすめ】徒歩

上智大学まで徒歩圏内のホテルへの宿泊が一番おすすめ。

私自身も上智を受験する際、少し遠いものの徒歩圏内のホテルに宿泊し、本当に良かったと思っています。

徒歩圏内のホテルに泊まることで

  • 天候や人為的な理由による交通の乱れの影響を受ける
  • 満員電車やバスでインフルエンザなどに罹患する
  • 慣れない都会の満員電車で人酔いを起こしてしまう
  • 乗り換えに失敗して遅刻する

といったリスクをなくすことができるのは大きなメリットです。

上智大学周辺には様々なホテルがありますが、予約時期によっては予約がいっぱいで泊まれないこともあります。

上智大学を受験すると決意したら、なるべく早い段階でホテルを探すようにしましょう。

 

電車

上智大学四ツ谷駅まで程近く、電車でのアクセスも良好です。

電車を利用するホテルに宿泊する際の注意点や選び方のポイントに関しては、詳しくは後述でまとめてあります。

 

バス

正直あまりおすすめしません。

バスには時刻表があるものの、道路状況の影響を大きく受けます。

特に朝の通勤ラッシュに巻き込まれたり、周辺で事故や通行止めが発生したりした場合は遅れる可能性が高いです。

頑張れば徒歩でアクセスできるのであれば、バスでなく徒歩を選びたいところ。どうしてもバスを使わなければならない場合は、なるべく早く出発するといった対策が必要になります。

また、上智大学周辺は迎賓館をはじめとした重要な施設があり、海外からの来賓などを向かい入れるために使用される場合交通規制がかかります。上智大学周辺までバスで来る場合は、このような予定がないかあらかじめチェックしておきましょう。

 

ホテルの選び方

ここからは上智大学を受験する際には特に注意したい、ホテルの選び方のポイントを紹介します。

中央線沿線は避ける

上智大学の最寄り駅である四ツ谷駅には、中央線中央・総務線南北線丸の内線が乗り入れていますが、中央線は本当によく止まります。止まるまで行かなくても遅れがあることはよくあります。

入学後の1限の講義で「今日は人が少ないな〜。」と思うと大体中央線が止まってる。

受験の時はなるべく中央線沿線ではなく、南北線や丸の内線でアクセスできるホテルを選ぶ方が無難だと思います。

 

新宿乗り換えは避ける

特に普段東京にあまり来ないような地方から受験する方は、なるべく新宿で乗り換えなくて良いホテルを選ぶことをおすすめします。

新宿駅四ツ谷駅からも近く、様々な路線が乗り入れる大きくて便利な駅です。

しかし大きすぎて駅構内で迷ったり、乗り換えをミスしたり、出る予定だった出口に出られなかったりすることも少なくありません。

地元から時々遊びに来る友人や訪ねてくる母親はだいたい迷います。なんなら私もいまだに迷います((

もし新宿駅を利用するようなホテルに宿泊する場合は、必ず前日に一度受験会場まで下見にいきましょう。

 

前泊の際の持ち物・食事・ホテルでの過ごし方

ここまで、上智大学を受験する際の前泊に利用するホテルの選び方のポイントを解説してきました。

前泊するホテルが決まったら、前泊の際の持ち物や食事、ホテルでの過ごし方についても考えておく必要があるでしょう。

詳しくはこちらで解説しています。

https://ochamaru.hatenablog.com/entry/zenpaku.motimono

 

 

 

 

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【受験】前泊するときの持ち物や食事は?おすすめのホテルでの過ごし方

こんにちは。静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

地方出身の大学受験生にとって、前泊するかどうかは大きな問題。

私自身は静岡県から東京の大学を受験した際、すべての大学の受験で前泊しました。

地元から東京の大学まで新幹線通学している子もいるので、必ずしも前泊する必要はなかったのですが、結果として前泊してよかったと思っています。

 

この記事では実際に前泊した時の持ち物や食事、経験から考えるおすすめのホテルでの過ごし方などをご紹介します。

 

 

<目次>

 

前泊するときの持ち物リスト

受験に必要なもの

  1. 受験票
  2. 筆記用具:鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、黒のボールペン。忘れたときは慌てずコンビニなどで購入する。
  3. 現金:交通費+食費+α
  4. 腕時計
  5. 薬:頭痛薬、胃痛薬、下痢止め、アレルギー関連、目薬、絆創膏、睡眠薬、カフェイン剤など
  6. ハンカチ&ティッシュ
  7. 温度調節をするもの:カイロ、膝掛けなど
  8. 学生証
  9. 厳選した参考書
  10. スマホ
  11. 飲み物
  12. 甘いもの:ラムネやチョコなど
  13. 折り畳み傘
  14. マスクや消毒液
  15. モバイルバッテリー:地図アプリや乗り換え検索など、意外と充電を消耗します
  16. 健康保険証
  17. 昼食
  18. 生理用品:予定と被らなくても必ず!

宿泊に必要なもの

  1. 着替え
  2. 洗面用具
  3. 宿泊券
  4. 保護者の同意書:未成年のみでの宿泊は同意書が必要となるケースが多いです
  5. パジャマ・ルームウェア:ホテルで過ごす時間が長いので、リラックスできるものを
  6. スマホの充電器

冷え対策

冷え対策については別の記事で特集しています。

ochamaru.hatenablog.com

 

前泊の食事はどうする?

食事の提供があるホテルにする

一番手間がかからないのがこちら。

しかし受験会場近くのホテルだと、同じ大学を受験する生徒がたくさん宿泊していて食事会場で鉢合わせるケースもあります。変に緊張しないように注意しましょう。

 

近くの飲食店

カフェやチェーン店でぱっと済ませるのもあり。

混雑している場合はウーバーイーツなどを活用してもいいかもしれません。

私が前泊したホテルには、ウーバーの受け取り場所がフロントにありました。

 

コンビニやスーパー

一番お手軽な方法です。

前日の夕食と一緒に当日の食事も用意しておくことをおすすめします。

 

おすすめのホテルでの過ごし方

【鉄の掟】勉強は後回し!

いきなり意外かもしれませんが、絶対に体を休めることを優先して勉強は後回しにしてください。

受験科目の全ての範囲を完璧に仕上げるのは無理です。不安になって勉強すればするほど、わからない箇所が出てきて余計に不安になります。

受験では合格点が取れれば完璧ではなくても合格できます。

 

私は宿泊の際に全く勉強しませんでしたが、なんとか今上智大学で大学生をしています。

体を休めることを優先して、勉強はやるとしても普段行う最低限のものに押さえておきましょう。

 

前日の過ごし方

乗り換えを調べる

まずはホテルから受験会場までの交通アクセスを調べ、出発時間を決めましょう。

雪や事故によって交通に乱れが出る可能性もあるので、念の為何種類かのアクセス方法を調べておくと安心です。

受験会場の下見

アクセス方法を調べたら、実際に受験会場まで行ってみましょう。

馴染みのない土地や大きな駅では、思わぬところで道に迷うこともあります。

「昨日実際に行ってみたから大丈夫」という精神的な余裕のためにも、必ず下見をして下さい。

昼食の買い出し

「当日に受験会場の近くで買えば良いのでは?」と思うかもしれませんが、当日の受験会場周辺のコンビニは売り切れることが少なくありません。

私が受験した時は一校だけキャンパス内で昼食の販売がありましたが、売り切れや混雑の可能性もあります。

なるべく前日のうちに用意しておくようにしましょう。

睡眠に全力を注ぐ

普段緊張に強く、よく眠れる方も油断大敵。

私自身も卒業式の答辞や高校受験、部活の大会などの際も一切睡眠に影響が出ませんでしたが、大学受験の時はなかなか寝付けず、市販の睡眠導入剤のようなものを飲んで寝ました。

もしこういった医薬品に頼る場合は、薬の効果が翌日の日中まで残ってしまわないか事前に試しておくことをおすすめします。

他にもリラックスできるアロマオイルやあったかくなるアイマスクなどを持っていくと良いかもしれません。

 

当日・受験後の過ごし方

朝ごはんを必ず食べる

腹が減っては戦はできぬといいますが、受験も同様です。

普段朝食を食べないという方は、なるべく早く少しでも朝何かを食べる習慣づくりをした方が良いと思います。

よく朝食を食べないと頭の働きが悪くなるという情報を耳にしますが、個人的にはテスト中にお腹がなっちゃったらどうしようという心配をせずに受験に集中できることの方が大きなメリットでした。

緊張で食欲がなかったらゼリー飲料のようなものでもいいので、とにかく何か口に入れてみてください。

答え合わせをしない

したくなっちゃう気持ちはわかる。

しかし、しても間違えてしまったことに変わりはないので絶対合格したと信じて次の受験に備えましょう。

私の受験の時は1校目でわからなかった問題が別の学校でも出たことがあるので、全くわからなかったというものだけチェックしておくのは良いかもしれません。

不安になるだけなので、間違っても自己採点はやらないで!

 

こちらもおすすめ

前泊の際の持ち物や食事に関してはこの記事でご紹介しましたが、他にも疑問はたくさんあると思います。

そのほかの受験・前泊に関する記事はこちらです↓

そもそも前泊するホテルはどうやって選ぶ?

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前泊はおすすめ?

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上智大学を受験するなら前泊はここ!

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秋から1日3 hで上智に合格する方法

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